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2000年到2003年日语真题和答案

2000
問題Ⅰ
問1 自然が滅んでいくのを防ぐには、嘆くだけではいけない。これ以上の悲惨な状況を避けるために行動を起こそう。
(1) 滅んで  1 いたんで  2 およんで  3 ほろんで  4 ゆるんで
(2) 嘆く   1 なく    2 なげく   3 わく    4 わめく
(3) 悲惨な  1 びざんな  2 びさんな  3 ひざんな  4 ひさんな
(4) 避ける  1 ぬける   2 さける   3 のける   4 よける
問2 その僧は、さまざまな寺を巡りながら、自分に妥協せず辛抱強く修行を続けた。
(1) 巡り   1 さわり   2 たどり   3 まわり   4 めぐり
(2) 妥協   1 じゃきょう 2 じゅきょう 3 だきょう  4 どきょう
(3) 辛抱   1 じぽう   2 じぼう   3 しんぽう  4 しんぼう
(4) 修行   1 しゅうきょう        2 しゅぎょう
        3 しゅうこう         4 しゅこう
問3 山の空は澄み、光を遮る雲ひとつない。
 (1) 澄み   1 かすみ   2 すずみ   3 すみ    4 とみ
 (2) 遮る   1 さえぎる  2 さまたげる 3 へだてる  4 やわらげる
問4 浜辺で若い男女が貝殻を拾っているそばを、子どもたちが駆けていった。
 (1) 浜辺   1 はまべ   2 はまへん  3 ひんべ   4 ひんぺん
 (2) 貝殻   1 かいかく  2 かいがく  3 かいから  4 かいがら
 (3) 駆けて  1 かけて   2 しかけて  3 つけて   4 ふざけて
問5 この会社では、現在優秀な人材を募っている。
 (1) 人材   1 じんさい  2 じんざい  3 にんさい  4 にんざい
 (2) 募って  1 いのって  2 したって  3 つのって  4 やとって
問題Ⅱ
(1)     学生のときもっと勉強しておけばよかったと後悔している。
 1 古米      2 国会      3 誤解      4 航海
(2)     油が酸化して、味が落ちた。
 1 参加      2 噴火      3 眼科      4 豪華
(3)     この肉は脂肪が多くて、健康によくない。
 1 司法      2 志望      3 逃亡      4 窮乏
(4)     河川の汚れが問題になっている。
 1 下線      2 火山      3 加減      4 課税
(5)     さまざまな規制を緩和しようという動きがある。
 1 神話      2 童話      3 漢和      4 温和
問題Ⅲ 
問1 私は、ていこうしてあばれる犯人を押さえ込んだゆうかんな父をほこりに思う。
(1) ていこう   1 抵抗   2 抵攻   3 邸坑   4 邸巧
(2) あばれる   1 妨れる  2 荒れる  3 暴れる  4 奮れる
(3) ゆうかんな  1 勇肝な  2 勇敢な  3 雄肝な  4 雄敢な
(4) ほこり    1 賞り   2 誉り   3 誇り   4 褒り
問2 しょうがいをこくふくして、社会にこうけんした人の伝記を読み、非常にはげまされた。
(1) しょうかい  1 障害   2 障慨   3 彰害   4 彰慨
(2) こくふく   1 刻服   2 刻覆   3 克服   4 克覆
(3) こうけん   1 公賢   2 公献   3 貢賢   4 貢献
(4) はげまされた 1 努まされた       2 励まされた
3 勧まされた       4 激まされた
問3 若いころは家庭をかえりみることなく働いていたが、最近は強い家族関係をきずくことの大切さをつうかんするようになった。
(1) かえりみる  1 観みる  2 顧みる  3 慮みる  4 鑑みる
(2) きずく    1 気付く  2 傷く   3 建く   4 築く
(3) つうかん   1 通貫   2 通感   3 痛貫   4 痛感
問4 古代のぎしきに使われたと思われるあざやかな いしょうがさばくから発掘された。
(1) ぎしき    1 議式   2 犠式   3 儀式   4 義式
(2) あざやかな  1 濃やかな 2 彩やかな 3 透やかな 4 鮮やかな
(3) いしょう   1 衣装   2 衣裂   3 依装   4 依裂
(4) さぼく    1 硫模   2 硫漠   3 砂模   4 砂漠
問題Ⅳ
(1)     彼がピアノのコンクールで優勝するとかくしんしている。
 1 今年の冬はひかくてき過ごしやすい。
 2 明日の会議に何人出るか、もう一度かくにんしよう。
 3 よく準備した結果、試験にごうかくした。
 4 次回のオリンピックでメダルかくとくを目指している。
(2)     いんりょくとは、物体が互いにひっぱりあう力である。
 1 映画館がまんいんで入れなかった。
 2 二国間の条約がまとまり、後はちょういんしきを待つばかりだ。
 3 経済が悪化するのには、いろいろなよういんが考えられる。
 4 この言葉がどこの出ているか、さくいんで調べなさい。
(3)     この土地は国がしょゆうしている。
 1 ゆうやけが美しい。
 2 アルバイトをする時間的よゆうがない。
 3 先生からゆうえきなご意見をいただいた。
 4 今はアルバイトより勉強をゆうせんさせたい。
(4)     夏の日に水をまいてもすぐじょうはつしてしまう。
 1 これはじょうりゅうして作った酒です。
 2 かじょうな宣伝はやめるべきだ。
 3 この店はよくはんじょうしている。
 4 この部屋のてんじょうは低い。
(5)     この国では、せいみつ機械を輸出している。
 1 この学校にはせいふくがある。
 2 子どもたちを校庭にせいれつさせた。
 3 災害にあい、外国に援助ようせいした。
 4 買い物をしてせいさんをすませたら、お金がなくなった。
問題Ⅴ 
(1) あの選手は、走る    がとてもきれいだ。
 1 フォーム    2 ポーズ     3 ポジション   4 コントロール
(2) この辞書は、今いちばん    がある日本語の辞書と言われている。
 1 威力      2 迫力      3 権威      4 権限
(3) 佐藤さんは、ホテルの予約が難しいと聞いただけで、    旅行をあきらめた。
 1 あっさり    2 うんざり    3 げっそり    4 じっくり
(4) あの店員は、来たばかりのころは自信なさそうに    していたが、今はすっかり落ち着いた。
 1 いやいや    2 おどおど    3 ぐずぐず    4 だらだら
(5) こういう話は一度    と、まとまらなくなる。
 1 みだれる    2 ねじれる    3 はずれる    4 こじれる
(6) 事務所ではアルバイトを2名    している。
 1 案内      2 応募      3 募集      4 捜索
(7) 始めて会った瞬間、    的にこの人とはうまくいくと思った 
 1 主観      2 悲観      3 予感      4 直感
(8) 山田さんは、自分の子どもがときどき理解できないという。私も    だ。
 1 同感      2 同情      3 共感      4 共鳴
(9) テレビが洪水の状況を    に映し出している。
 1 ありかた    2 ありさま    3 ありのまま   4 ありよう
(10) もっと    を広げて、自分のからに閉じこもらないようにしなさい。
 1 見地      2 視野      3 視点      4 観点
(11) 田中さんは一生信念を    。
 1 はたした    2 うちこんだ   3 やりとげた   4 つらぬいた
(12) イヌとネコのどちらが好きかと聞かれても困るが、    選ぶならネコだ。
 1 たとえ     2 まさに     3 しいて     4 ひいては
(13) この仕事には特別な資格はいらないが、日本語がある程度できることが    。
 1 のぞましい   2 ふさわしい   3 まちどおしい  4 めざましい
(14) 高速道路で制限速度を50キロ    して走り、スピード違反でつかまった。
 1 アップ     2 オーバー    3 マーク     4 チェンジ
(15) 並んで順番を待っている人の列に    、文句を言われた。
 1 おしこんだら  2 のりこんだら  3 ふみこんだら  4 わりこんだら
問題Ⅵ
(1)     せかい・・・・・・悩んでいるのは自分だけではないと知って、せかいがひらけた感じがした。
 1 まだまだ我々の知らないせかいがたくさんある。
 2 日本のニュースに続いてせかいのニュースが放送される。
 3 どんなすばらしい選手でも必ずおとろえる。勝負のせかいはきびしい。
 4 定年のなったら、夫婦でせかい一週の船をしようと計画している。
(2)     くに・・・・・・都会にいると、くにの親が送ってくれるいなかの食べ物がほんとうにうれしい。
 1 この町にはいろいろなくにの人が住んでいる。
 2 くにをあげて観光事業に取り組んでいる。
 3 仲間が集まると、みんながくにの名物や祭りの自慢をしてにぎやかだ。
 4 子どものときサーカスに行った。何もかもふしぎでおもしろく、夢のくにに来たかよ思った。
(3)     ひく・・・・・・あの人は人目をひくかっこうをするのが好きだ。
 1 5から3をひくと2になる。
 2 なべを温めてから油をひいた。
 3 8歳の女の子からの投書が、私の注意をひいた。
 4 いなかの父は、自分の家のふろに温泉をひいている。
(4)     しぶい・・・・・・二人とも踊りの名人だが、一方はしぶくて、一方ははでだ。
 1 お茶を濃くいれすぎるとしぶくなる。
 2 今度のニュース解説者は、ネクタイの趣味がしぶい。
 3 あの人は運動の趣旨には大いに賛成してくれたけれど、寄付はしぶかった。
 4 オートバイを買ったと報告したら、父母はしぶい顔をした。
(5)     なげる・・・・・・あの人のことはもうなげている。何を言ってもむだだ。
 1 うちのイヌは、ボールをなげてやると喜んで追いかける。
 2 まじめな職業の代表と思われていた銀行員の犯罪は、社会に話題をなげた。
 3 すもうでは、からだの大きな人が小さな人になげられたりするからおもしろい。
 4 手伝うといっておいて、途中でなげられては困る。ちゃんと最後までやってほしい。
問題Ⅶ 次の(1)から(5)の言葉の使い方として最も適当なものを、それぞれの1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1)     なんとか
1 難しい試験だったが、なんとか合格することができた。
2 なんとかいいことがありそうな気がする。
3 あの人はなんとか好きになれない。
4 近ごろなんとか胃の調子がおかしい。
(2)     極端
1 極端なダイエットはからだに悪い。
2 あの人は、大好きか大嫌いかで中間がない。極端的だ。
3 南極と北極は地球の極端だ。
4 極端ぶって過激なことばかりする。
(3)     ぼつぼつ
1 きょうは一日何もしないでぼつぼつした。
2 ぼつぼつ映画が始まった。
3 日曜日の公園ではぼつぼつと人が散歩していた。
4 ぼつぼつ始めましょう。
(4)     とぐ
1 くもっためがねをはずして、ハンカチでといだ。
2 うちの包丁はといであるからよく切れる。
3 からだをといで筋肉をつけた。
4 感覚がにぶらないように、いつもといでおかないといけない。
(5)     わざわざ
1 となりの席の子どもがわざわざ私の足を踏んだ。
2 電話がないので、わざわざと公衆電話で電話をする。\\r
3 あんなつまらない本をわざわざ買うことはない。
4 友だちはわざわざ近所まで来たのに、寄ってくれなかった。

問題Ⅰ 次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。答えは、1・2・3・4から最も適当なものを一つ選びなさい。
 100年ほど前にあたる1900年のとき、地球上の人口はおよそ16億人であった。それが現在、55億人になっている。
 私たちが金魚鉢の金魚だと思えばよい。3匹の金魚が突然3.5倍の11匹に増えれば水が濁るように、3.5倍も人口が増えれば環境に何らかの悪い影響が出るのは当然であろう。この人口のまま止まればまだよいのだが、(中略)たいへんな勢いでまだ増え続けている。1991年での世界人口の増加率は1.7%と推定されているが、それで計算すると、人口は40年間で倍増することになる。この増大傾向の修正のためには、地球上の私たち全員のライフスタイルの見直しが急務である。それにはどのような課題があるのだろうか。(中略)
 1つは私たち全員の価値観の問題である。伝統的価値観として「子沢山」が望ましいと見なす民族は世界でも少なくない。私たちの民族もそうである。子沢山を祝福する気持ちが私たちの国では現在でもあり、にぎやかな家庭の幸福像を描きがちである。1989年に、1人の女性が一生の間に平均して何人の子供を産むかという合計特殊出生率が1.57になったときに、1.57ショックといって大騒ぎになった。その騒ぎも、この価値観と関連している。そのときに、子供が1人ではかわいそうだ、日本の将来の労働力の減少をどうするのか、というような指摘があった。自民族の人口の減少に対する警備心はたいへん強いのである。もちろん、ここでは国や民族レベルでの議論をしているのであって、個別の家族の子沢山の是非を論じているのではない。
 2つ目の問題は社会システムの問題である。とくに貧困と差別について考える必要がある。国の経済力不足などで国の社会保障が十分でないと、老後などを心配して国民はある人数の子供をつくろうとする。また、貧しい家族は子供に家族の労働力を期待して子沢山になる傾向が見られる。
 さまざまな差別が人口に関わるライフスタイルに影響を与えるが、とくに男女差別は直接的な影響を与える。環境と開発に関わる世界委員会がまとめた『地球の未来を守るために』(Our Common Future)は女性の地位の向上が子供数の減少につながると指摘したが、これは大切な指摘であろう。女性の地位が向上すれば、家族内での子供を産むかどうかということについて女性の発言権が増大し、そのような社会においては子供の数が減少する。また、女性の雇用機会が十分に与えられている社会では、婚姻年齢が上昇し、そのことが子供数の減少につながっているという。
問1 「この人口のまま止まればまだよい」とあるが、どういう意味か。
 1 人口はまだ勢いよく増えているから環境を守ることができる。
 2 人口の増加率が現在と同じ程度であれば環境への影響はない。
 3 今以上に人口が増えなければ環境の悪化もそれほどではない。
 4 人口が100年前と同じ16億人であれば環境への影響はない。
問2 「ライフスタイルの見直しが急務である」とあるが、どうしてライフスタイルを急いで変える必要があるのか。
 1 ライフスタイルを変えれば、人口の増加率を低くしていくことができるから。
 2 ライフスタイルを変えれば、人口が増えても環境に悪い影響を与えないから。
 3 ライフスタイルを変えれば、食料生産が間に合って生活が豊かになるから。
 4 ライフスタイルを変えれば、日本でも子供の数を増やすことができるから。
問3 「その騒ぎも、この価値観と関連している」とあるが、どういうことか。
1 日本で1人の女性が一生の間に産む子供の数が減ったことは、子供は要らないという現在の家族観に合致するということ
2 日本で1人の女性が一生の間に産む子供の数が減ったことは、子供の数が多いほうがよいという伝統的な家族観に反するということ
3 日本で1人の女性が一生の間に産む子供の数が減ったことは、子供は要らないという現在の家族観に反するということ
4 日本で1人の女性が一生の間に産む子供の数が減ったことは、子供に数が多いほうがよいという伝統的な家族観に合致するということ
問4 「国民はある人数の子供をつくろうとする」とあるが、どうしてそうするのか。
1 国全体で老人より若い世代が多いほうが、労働力が豊かでいいと考えるから。
2 平均寿命が短いため、子供もたくさんつくっておいたほうがいいと思うから。
3 親が死んだあとに、子供が一人残ってしまうのはかわいそうだと思うから。
4 何人か子供がいれば、年を取ってから世話をしてもらえると考えるから。
問5 「そのような社会」とあるが、どういう社会か。
1 夫が子供の数を決められる社会
2 男女差別がまだ強く残っている社会
3 妻の意見が尊重される社会
4 老後の保障が十分でない社会
問6 この文章のまとめとして最も適当なものはどれか。
1 日本の女性が一生の間に産む子供の数が1.57人にまで減ったのは、国や民族の存続に関わる大きな問題だ。
2 人口の増大傾向を止めるには、子沢山を望ましいとする価値観を変え、貧困や男女差別をなくす必要がある。
3 家庭内の女性の地位が向上し、女性の雇用機会が十分あれば、男女差別もなくなるし環境問題も解決できる。
4 地球の環境を守るためには、人口増加率をおさえて100年前の16億人程度にまで減らさなければならない。
問題Ⅱ 次の(1)から(4)の文章を読んで、それぞれの問いに対する答えとして最も適当なものを1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1)年齢というのは、相手を理解する上での重要なキーワードだと、わたしは思っている。同じく、自分を理解してもらう上での重要なキーワードでもある。
「同じ世代だったんですね。じゃあ、あれ、ご存じでしょ?」
ということもあれば、
「へえ、十歳違うと、やっぱり考え方が異なってくるものですねえ」
 ということもあるだろう。
 それにわたしは、自分の年齢を恥じたりしていない。若くして亡くなる人もいるというのに、わたしはいま現在で半世紀もの年月を生きることができた。いやなこともいいこともいっぱいあったが、そのどれもが、かけがえのない私の人生、一年たりとも否定したりごまかしたりしたくはない。
 しかし、かなりの文化人ではあっても、女性の中には年齢を公にしたがらない方がけっこういらっしゃるようだ。あるシンポジウムに参加した時、パンフレットのパネラー紹介で、わたしのところだけ年齢がなかった。他のパネラーは男性で、全員、ちゃんと年齢が記されている。どうしてでしょうと問い合わせると、女性の方は年齢を入れないでほしいとおっしゃる方が多いので、と言われた。つまり、勝手に気遣って、わたしだけ年齢を伏せてくださったというわけだ。よけいなお世話である。ひとこと、どうしますかと尋ねてほしかったのにと、かえって腹がたった。
【問1】     「重要なキーワードだ」とあるが、なぜキーワードなのか。
1 お互いを理解するのに重要な手掛かりになるから。
2 自己紹介の時に言わなければならない事柄だから。
3 見かけにだまされないようにするのに重要だから。
4 年齢が違えば話し方を変えなければいけないから。
【問2】     「自分の年齢を恥じたりしていない」とあるが、なぜ恥じたりしないのか。
1 これからも長生きをする自信があるから。
2 今までの人生は自分にとって貴重だから。
3 いやなことをたくさん解決してきたから。
4 本当の年齢よりももっと若く見られるから。
【問3】     「女性の方は年齢を入れないでほしいとおっしゃる方が多いので、と言われた」とあるが、だれに言われたのか。
1 パネラーの男性
2 文化人の女性
3 シンポジウムの主催者
4 シンポジウムの参加者
【問4】     「かえって腹がたった」とあるが、なぜ腹がたったのか。
1 年齢を書かれたくなかったのに、書かれてしまったから。
2 パネラーは自分だけが女性で他の人は皆男性だったから。
3 文化人であっても年齢を公にしたがらない女性が多いから。
4 相手が、筆者も年齢を書かれたくないだろうと考えたから。
(2)「ごちそう」は、もともと「馳走」という漢語から出た言葉です。「馳走」は「走りまわる」「かけめぐる」という意味ですが、つまり、食事を作るために、その材料を集めるのに、あるいは煮たり焼いたりするのに、身体を忙しく動かさなければならず、その労苦へのねぎらいと感謝から発せられる「あいさつ」のことばで、「ご苦労様でした」「お疲れ様でした」「お造作をかけました」「ありがとうございました」といったニュアンスのことばであるわけです。
 だから、なにも料理にかぎったことではなく、たとえばとなりの家へもらい風呂に行ったとき、風呂に入った帰りがけに、
 「ごちそうさまでした」
というむかしは、今でもつかわれる場合があるのではないかと思います。
 ことにむかしは、風呂ひとつたてるにしても、風呂おけに水を汲み入れ、たきぎを集まり、つきっきりで火を燃やしたり、大変な労働をともなう仕事であったわけですから、なおさら、「ごちそうさまでした」というあいさつがつかわれても、少しも変ではなく、また、そこにこめられた気持ちには深いものがあったといえるでしょう。
 (中略)
 「ごちそうさま」は、料理そのものより、むしろ人間の心に向けて発せられる「あいさつ」なのです。
 ついでにいうと、料理屋で食事をしての帰りに、店の人に、
 「ごちそうさま」
という人がいますが、わたしはそれはあまりそぐわないと思っていて、つかいません。
 「お世話さま」
というのをつかいます。
 もらい風呂をして、「ごちそうさまでした」といっても、お風呂屋さんでは、そうはいわない。お風呂屋さんも料理屋さんも、それが商売であり、そこで、「ごちそうさま」というのは、度をすぎたお世辞になり、いやらしいと感じるのです。「あいさつ」のことばにも、それをつかう場合の節度があるべきだと思います。
【問1】     となりの家へもらい風呂に行った後で、「ごちそうさまでした」と言うのはなぜか。
  1 風呂に入ると食事をしたときと同様にいい気持ちになるから。
  2 風呂をたてた人の労働に感謝の気持ちを表す言い方だから。
  3 むかしは、もらい風呂の後で夕食もごちそうになったから。
  4 むかしは、「さようなら」のあいさつとしても使われたから。
【問2】     「つかいません」とあるが、筆者が料理屋で「ごちそうさま」を使わないのはなぜか。
1 商売をしている人が忙しく動くことは当たり前で、必要以上の感謝の気持ちは適当ではないから。
2 お金を払っているのに、あまりおいしいとはいえない料理が出てくる場合が多いから。
3 「ごちそうさま」は「お世話さま」と同じニュアンスなので、商売をしている人に使うのはおかしいから。
4 今の料理屋では走りまわったりかけまわったりして料理を作ることがなくなったから。
【問3】     「ごちそうさま」は本来どんな気持ちを伝える言葉か。
1 おいしいものをたくさん食べて、満足したという気持ち
2 走りまわったり、かけめぐったりして忙しいと思う気持ち
3 食事に恵まれたことを神や自然に感謝する気持ち
4 自分のために忙しく働いてくれた人に感謝する気持ち
(3)その教授は、人間の脳がどのような作用によって活性化されるのか、という問題について話を進め、交通事故によって脳の一部をひどく損傷してしまった少年の実例を挙げた。(中略)
 少年の脳の損傷具合はかなりひどいものだったので、医師は両親にその旨を告げ、たとえ手術がうまくいっても植物人間になることは免れないと宣告。その上で手術をしたわけが、リハビリの階段で少年に対してできるかぎりの愛情を注ぐことを、両親に勧めたらしい。たとえ寝たきりで反応がなくても、一日じゅう手や足をさすってやり、優しく励ましてやるようにと指示したのである。両親は愚直なまでにこの指示を守り、来る日も来る日も少年の手足をさすり、励まし続けたという。( ○2 )、本来なら障害が起きてしかるべきであるはずの少年の脳は活発に働き始め、植物人間どころが、退院の日にはジョギングをしても大丈夫なほど回復したのだそうである。
 「少年の退院の日は、まさに感動的でありました」
 と教授は瞳を潤ませながら語っていたが、この実例から彼が引き出した結論(というか未だ仮定なのかもしれないが)は、人間の脳は“誰かに受け入れられる”という前提のもとに、活発に働くよいうことであった。受け入れられるというのはどういうことかというと、これはとりもなおさず愛されるということである。要するに愛し、愛されるという刺激がなければ、人間の脳は活発に働かないし、創造性も高まらないのである。
【問1】     「その上で手術をした」とはどういうことか。
1 命は助かるがジョギングできるほど回復はしないと言ってから手術をした。
2 脳の損傷がひどいので、助かる見込みはないと言ってから手術をした。
3 命は助かっても寝たきりで反応がなくなることを伝えてから手術をした。
4 脳の損傷はひどいが、手術をすれば元どおりになると約束して手術をした。
【問2】     ( ○2 )に入る最も適当な言葉はどれか。
1 その場合
2 そのかわり
3 そのとき
4 その結果
【問3】     「まさに感動的でありました」とあるが、何が感動的なのか。
1 退院の日に少年がジョギングをしながら帰ったこと
2 手術を担当した教授が話しながら瞳を潤ませたこと
3 ひどいけがだったのに手術により障害が防げたこと
4 親の励ましによって少年が予想以上に回復したこと
(4)日本では、政治家に限らず、選挙が行われる前に、しばしば話し合いによって当選者が決まっていることが多い。たとえ選挙が行われても、それは形式的なもので、実際には、前もって選ばれている人が勝利を収める結果が、既に作られていることがよくある。
 問題点に関して、徹底的に論争を行い、相手を打ち負かした方が人気を得て選挙に勝つという、民主主義の原点とも言うべき選挙のやり方が、なぜ日本では行われないのであろうか。
 「黙って俺について来い」という指導者は、日本では長続きしない、と言われている。日本の指導者は、先頭に立って集団を引っ張っていくのではなく、いくつもある意見の調整役なのだ。つまり、強い個性と明確な方針を持っているような人物は、自分の意見にこだわりすぎるため、他の意見を受け入れない。すると、彼によって受け入れられなかった人々が、もともとはそれぞれ違う意見を持っていたにもかかわらず、団結して反乱を起こし、彼は指導者の地位を追われてしまうことになる。それよりは、一つ一つの意見に耳を傾け、何とか妥協点を見付けて、だれもが賛成できるような一つの結論へとみんなを導いていく、そのような人物がありがたがられるのである。
 日本の首脳が国際会議の場で、はっきりした見解や意見を言わず、ひたすら各国首脳の聞き役に回っているのも、そのような調整役を果たそうとしているのである。
【問1】     「日本では行われない」選挙とは、どんな選挙のことか。
1 十分に論争をし、それに勝った人が当選する選挙
2 決められた方法によって形式的に行われる選挙
3 話し合いによって当選する人を決めてしまう選挙
4 前もって選ばれていた人が結局勝つような選挙
【問2】     日本では「黙って俺について来い」という指導者が長続きしないのはなぜか。
1 はっきりした見解や意見を述べようとしないので、人に信頼されないたら。
2 自分の考えを強く持ち、他人の意見を聞かないので、敵ができてしまうから。
3 民主主義的な選挙を行わず、指導者として失格だと見なされるから。
4 他の人と論争になったとき、相手を打ち負かすことができないから。
【問3】     「そのような調整役」とはどのようなことをする人か。
1 論争をして相手を打ち負かす人
2 だれを選ぶか前もって決める人
3 先頭に立って集団を引っ張っていく人
4 周りの人の意見を聞き妥協点を導きだす人
問題Ⅲ 次の(1)から(3)の文章を読んで、それぞれの問いに対する答えとして最も適当なものを1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1)     2級読解文法の問題Ⅲ―(5)と同じ、略
(2)化学物質過敏症は、アレルギーと中毒の要素を兼ね備えていますが、明らかな違いは、今までの概念では考えられない極めて微量な物質に反応するということです。少量を徐々に、あるいは一度に多量にその物質を浴びるとその後、ごく微量でも反応するようになります。
 例えば中毒なら100万分の1グラム(ppm)の単位で発症しますが、これは10億分の1(ppb)とか、1兆分の1グラム(ppt)の単位で症状が現れるのです。
 中毒ではほとんどの場合、摂取量と症状の現れ方に個人差がなく、量が増えるに従って重くなり、一定量を超えると死に至ります(致死量)。ところが、化学物質過敏症の場合は、同じ環境にあっても症状が出たり出なかったりと個人差が大きく、スギ花粉症で苦しんでいる人の隣に平気な人がいるというアレルギーに似ています。
【問い】 化学物質過敏症の説明として正しいものは次のどれか。
1 中毒になる量とアレルギーになる量の中間の量を一度に浴びると、症状が出る。
2 中毒とは違って症状に個人差があり、非常に少ない量にも反応して症状が出る。
3 中毒に似て、ある物質を浴びると摂取量に関係なく反応し、重い症状が出る。
4 中毒にもアレルギーにも似た性質があり、量が増えるに従い、重い症状が出る。
(3)男の古典的な勘ちがいの最たるものは、女性は家事がきらいではないという手前勝手な信仰だろう。
誤解がある。女性の十中八、九は、家事がきらいなのである。それも、大っきらいなのだ。
きらいだが、それは仕事だし、ほかにやる人がいないから、しかたなしにやる。「手伝え」ったって、夫は連日仕事で忙しい。本当に、なにをしてるのか、わかりゃしないのだが。
会社を辞めて家にはいるとなったら、もう猶予はきかない。夫にも、それ相応の家事をやってもらおう。いままでの償いの分もふくめてだ。たいがいの女性はそう考えているのではないか。
【問い】 ○1「しかたなしにやる」、○2「「手伝え」ったって」、○3「なにをしてる」、○4「家にはいる」、とあるが、○1「やる」、○2「言う」、○3「している」、○4「はいる」のはそれぞれだれか。適当な組み合わせを選びなさい。
 1 ○1:夫    ○2:夫    ○3:妻    ○4:妻
 2 ○1:妻    ○2:夫    ○3:妻    ○4:夫
 3 ○1:妻    ○2:妻    ○3:夫    ○4:夫
 4 ○1:夫    ○2:妻    ○3:夫    ○4:妻
問題Ⅳ 次の文の   にはどんな言葉を入れたらよいか。1・2・3・4から最も適当なものを一つ選びなさい。
(1) あんまり腹が立ったので、つい言わず    のことを言ってしまった。
 1 じまい     2 がてら     3 もがな     4 ながら
(2) 田中さんは、責任はお前にあると    ばかりの態度だった。
 1 言う      2 言わん     3 言った     4 言わず
(3) 山本さんは、意見を求められると、    とばかりに自分の説を展開し始めた。
 1 待ちます              2 待ちました
 3 待っています            4 待っていました
(4) 彼は、事件には関係していない    、知らぬふりをしていた。
 1 かとは     2 かなにか    3 かのごとく   4 かといって
(5) 次の首脳にふさわしい人物は、彼をおいて、ほか    。
 1 にはいない   2 にすぎない   3 に考えられる  4 にはいるだろう
(6) この事業が成功したのも、貴社のご協力が    こそです。
 1 なければ    2 あったら    3 なかったら   4 あれば
(7) 真実を明らかに    、あらゆる手を尽くす。
 1 するまじく   2 すべからず   3 せんがため   4 せざるべく
(8) もうすぐ海外旅行に行くというのに切符の手配    、パスポートも用意していない。
 1 をとわず    2 はおろか    3 にひきかえ   4 といえども
(9) 警官    者、そのような犯罪にかかわってはいけない。
 1 なる      2 たる      3 なりの     4 ならでは
(10) 住民の反対運動が盛り上がるのを    、高層ホテルの建設工事はどんどん進められた。
 1 よそに     2 そとに     3 あとに     4 ほかに
(11) 先日お世話になったお礼    、部長のお宅にお寄りしました。
 1 までも     2 なくして    3 ならでは    4 かたがた
(12) 彼は、貧しい    温かい家庭で育った。
 1 ことで     2 うえに     3 わけに     4 ながらも
(13) ことここに至っては、素人にはどうすること    。
 1 もできない   2 もできよう   3 にもなろう   4 にもならない
(14) 戦争の映画や写真を見るたびに、戦争への怒りを    。
 1 禁じえない             2 禁じかねない
 3 禁じざるをえない          4 禁じないではすまない
(15) いくら急いだ    始発のバスにはもう間に合わない。
 1 もので     2 ようで     3 ところで    4 かぎりで
(16) 叔父の持ち込んだもうけ話は、どうも    です。
 1 うそがち    2 うそぎみ    3 うそつき    4 うそっぽい
(17) 先生に    、ますますお元気でご活躍のことと存じます。
 1 おかれましては           2 なさいましては
 3 なられましては           4 つかれましては
(18) あの子は学校から帰るとすぐ友達と出かけたが、さて、どこへ    。
 1 行くまいか   2 行くべきか   3 行ったやら   4 行ったものを
(19) ほかの従業員の倍の仕事をさせられている    、給料が低い。
 1 分には     2 割には     3 上には     4 中には
(20) あの人に発言させようものなら、    。
 1 何とか問題を解決するのではないか
 2 無事にこの会議を終わることができる
 3 一人で何時間でもしゃべっているだろう
 4 いいアイディアを出してくれるのでありがたい
問題Ⅴ 次の文の   にはどんな言葉を入れたらよいか。1・2・3・4から最も適当なものを一つ選びなさい。
(1) 山本さんは、ある日突然会社をやめて周りを驚かせたが、あの人の性格を考えると、理解    。
 1 しないものだ            2 しなくはない
 3 できなくはない           4 できそうもない
(2) その新人候補は、今回の選挙に必ず当選してみせると断言して    。
 1 かいがない             2 きりがない
 3 しくはない             4 はばからない
(3) これは早急に結論を出さなければならない議題だ。全員集まろうが集まるまいが、予定どおりに審議を始め    。
 1 るだろうか             2 てはならない
 3 ないであろう            4 なくてはならない
(4) 食事の用意をするといっても、材料も買っていなければ調味料もそろっていない。これでは、作ろうにも    。
 1 作れない    2 作らない    3 作りかねない  4 作ろうとしない
(5) 試験は終わった。あとはただ結果を待つ    。
 1 きりだ     2 のみだ     3 ほどだ     4 までだ
(6) 田中君は就職も決まり、もうすぐ卒業だ。今後の活躍を心より願って    。
 1 おえない    2 すまない    3 やまない    4 ちがわない
(7) 農業での品種改良の技術は日々進歩している。しかし、どんなに優れた技術であっても自然への影響を考えることなしには    。
 1 進みかねない            2 進められない
 3 進もうとしない           4 進まざるをえない
(8)     海辺の町で育ったと聞いていたので、さぞかし泳ぎがうまいだろうと思いきや、  
  。
 1 ほどほどに泳ぐことができる     2 水に浮くこともできないらしい
 3 とても早く泳げるということだ    4 泳ぐのは浮かぶのよりむずかしい
(9) 夏は体の調子を崩れやすく、私にとっては冬の方が過ごしやすい。そうは言っても、毎日こう寒くては    。
 1 かなわない   2 かまわない   3 かなうだろう  4 かまうだろう
(10) 去年のコンクールでは、私はあんなに練習したのに入賞できなかった。今年はもっと練習して、きっと優勝    。
 1 しそうだ    2 してみよう   3 するそうだ   4 してみせよう
問題Ⅵ 次の文の   にはどんな言葉を入れたらよいか。1・2・3・4から最も適当なものを一つ選びなさい。
(1)     「だれかポスターをかいてくれる人を知りませんか。来月、社内オーケストラのコンサートを開くんです。」
「ああ、それなら弟に    くださいませんか。美術学校の学生なんです。」
 1 かかせてやって           2 かかれてやって
 3 かかせてもらって          4 かかれてもらって
(2) A社とB社は合併することになったらしい。C社に対抗するため    、思い切った決断をしたものである。
1 といえば    2 というなら   3 とはいえ    4 とはいって
(3)     中君は先週ずっと授業を休んでいて、試験を受けなかった。卒業を控えた身で  
  、海外へ遊びに行っていたらしい。
 1 あるらしく   2 ありながら   3 あるまいに   4 ありうべく
(4)     画家の山本さんは、これまでに数多くの優れた作品を描いている。信じられない  
   、その作品の多くは一日で仕上げたものだそうだ。
1 ためで     2 せいで     3 ことに     4 ものに
(5) 坂本さんの論文は大変すばらしい。山田教授の指導    修正を重ねた結果だということだ。
 1 ときたら    2 となると    3 のあげく    4 のもとに
(6) 環境に配慮したエンジンを開発するため、各企業は必死に研究を続けている。担当者は休日出勤    開発に力を注いでいるらしい。
 1 までして    2 ほどにして   3 までなって   4 ほどに

2001年

2001
問題Ⅰ 次の文の下線をつけて言葉は、どのように読みますか。その読み方をそれぞれの1・2・3・4から一つ選びなさい。
問1      寮の廊下は足の踏み場もないほどちらかっていて、火災でもあれば非常に危ない。
 (1) 寮    1 くら     2 やど     3 じゅく    4 りょう
 (2) 廊下   1 ちか     2 ちげ     3 ろうか    4 ろうげ
 (3) 踏み場  1 こみば    2 ふみば    3 あゆみば   4 はさみば
 (4) 火災   1 かさい    2 かじ     3 かえん    4 かか
問2     隣の犬が花壇に入ってくるので、頑丈な垣根を作ることにした。
 (1) 隣    1 うら     2 そば     3 あたり    4 となり
 (2) 花壇   1 かたん    2 かだん    3 はなたん   4 はなだん
 (3) 頑丈   1 がんこ    2 けんこ    3 がんじょう  4 けんじょう
 (4) 垣根   1 かいね    2 かきね    3 かこね    4 かんね
問3     怪獣が人を襲うというのは架空の話だ。
 (1) 怪獣   1 やけん    2 やじゅう   3 かいぶつ   4 かいじゅう
 (2) 襲う   1 うばう    2 おそう    3 くらう    4 さらう
 (3) 架空   1 かくう    2 かこう    3 きょくう   4 きょこう
問4     全力を尽くして 自己の記録に挑むことに意義がある。
 (1) 尽くして 1 かくして   2 たくして   3 つくして   4 なくして
 (2) 自己   1 じき     2 じぎ     3 じこ     4 じご
 (3) 挑む   1 いどむ    2 つかむ    3 はげむ    4 はばむ
 (4) 意義   1 いい     2 いぎ     3 いじ     4 いみ
問題Ⅱ 次の文の下線をつけた言葉は、ひらがなでどう書きますか。同じひらがなで書く言葉を、1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1)     悲しい知らせを聞いて動揺した。
 1 同様      2 同僚      3 道場      4 道徳
(2)     この絵の背景はかきなおしたほうがいい。
 1 世紀      2 生計      3 廃棄      4 拝啓
(3)     そんな行為は許されない。
 1 交易      2 好意      3 驚異      4 合意
(4)     学生たちが街道で募金をしていた。
 1 回答      2 沸騰      3 該当      4 奮闘
(5)     白い旗は降伏のしるしだ。
 1 光沢      2 拘束      3 後悔      4 幸福
問題Ⅲ 次の文の下線をつけた言葉は、どのような漢字を書きますか。その漢字をそれぞれの1・2・3・4から一つ選びなさい。
問1     兄は何でもじまんばかりするので、ぼくは「そんなにいばるな」といつもふんがいしている。
 (1) じまん    1 自慢    2 自漫    3 自曼    4 自鰻
 (2) ぼく     1 朴     2 訃     3 僕     4 撲
 (3) いばる    1 言張る   2 威張る   3 異張る   4 偉張る
 (4) ふんがい   1 憤害    2 憤慨    3 噴害    4 噴慨
問2     その人はふんいきもはなやかで、ひとがらもみりょく的だ。
 (1) ふんいき   1 風囲気   2 風意気   3 雰囲気   4 雰意気
 (2) はなやか   1 桜やか   2 華やか   3 雅やか   4 優やか
 (3) ひとがら   1 人体    2 人柄    3 人陰    4 人殻
 (4) みりょく   1 塊力    2 魂力    3 醜力    4 魅力
問3     祖父はかんれきを迎えていんきょし、いなかでしっそに暮らし始めた。
 (1) かんれき   1 完暦    2 完齢    3 還暦    4 還齢
 (2) いんきょ   1 隠居    2 隠据    3 穏居    4 穏据
 (3) いなか    1 田舎    2 田郷    3 稲舎    4 稲郷
 (4) しっそ    1 質阻    2 質粗    3 質組    4 質素
問4     もうれつな暑さで何をするのもわずらわしい。はだかになって川に飛び込みたいほどだ。
 (1) もうれつ   1 猛烈    2 猛列    3 孟烈    4 孟列
 (2) わずらわしい 1 焦わしい  2 飽わしい  3 煩わしい  4 嫌わしい
 (3) はだか    1 肌     2 肝     3 被     4 裸
問題Ⅳ 次の文の下線をつけた言葉の二重線(  )の部分は、どのような漢字を書きますか。同じ漢字を使うものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1)     きんちょうして、胃が痛くなった。
1     田中先生の「経済学入門」をちょうこうしている。
2     その記事はこちょうされている。
3     銀行のつうちょうをなくしてしまった。
4     あの人はきょうちょう性がない。
(2)     自分のきょうぐうに満足している。
1     ドイツはフランスとこっきょうを接している。
2     今年はきょうさくで、収穫がほとんどなかった。
3     機械化により、豊かな生活をきょうじゅできるようになった。
4     犯人からきょうはくされた。
(3)     他人をちゅうしょうしてはいけない。
1     子どものがっしょうを聞きに行った。
2     しゃしょうに切符を見せた。
3     交通事故でふしょうした人を病院に運んだ。\\r
4     借りた自転車を壊してしまったので、べんしょうした。
(4)     政府にこうぎしてデモを行った。
1     親にはこうこうしなくてはいけない。
2     あの人はこうげき的だ。
3     運転免許証をこうふしてもらった。
4     この子は最近親にはんこうするようになった。
(5)     彼は女性にへんけんを持っている。
1     大臣にかいけんする機会を得た。
2     生徒たちはしんけんに先生の話を聞いている。
3     けんびきょうで植物の細胞を見る。
4     物価が高いので、けんやくしている。
問題Ⅴ 次の文の    の部分に入れるのに最も適当なものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1) 引越しの費用を業者に    もらった。
1     見計らって   2 見積もって   3 見込んで    4 見通して
(2) この博物館には、船の    が展示している。
 1 模型      2 模索      3 模範      4 模倣
(3)     田中さんはくじが当たって海外旅行に行けることになったのに、「飛行機がこわい」と
      した。
 1 辞退      2 謝絶      3 否定      4 避難
(4) 妻は、    いやそうに「よっぱらい!」と言った。
 1 いかに     2 さも      3 どうにか    4 もっぱら
(5)     祖父は自分は「安全運転だ」と    するが、私は心配だ。
 1 信任      2 信頼      3 断言      4 予言
(6) この会場は400人    できる。
 1 許容      2 収容      3 収集      4 占領
(7) 好き嫌いの問題を    で説得しようとしても難しい。
 1 異論      2 合理      3 無論      4 論理
(8) きのうのパーティーでは、山田夫婦が大声でけんかをして    。
1 はかなかった            2 みぐるしかった
3 みすぼらしかった          4 むさくるしかった
(9) このファイルに入っている    は絶対秘密だ。
 1 オンライン   2 チャンネル   3 データ     4 マスコミ
(10) この企画の成功は大野さんの働きに    ところが大きい。
 1 負う      2 おどす     3 借りる     4 おかす
(11) もともと体には、けがや病気と闘う力が    いる。
 1 すえつけて   2 すえて     3 備えつけて   4 備わって
(12) 私は経験を通して人間性についての理解が    と思う。
 1 強まった    2 広まった    3 深まった    4 早まった
(13) けがが回復して    のことが自分でできるようになった。
 1 身の回り    2 身の上     3 身近      4 身分
(14) 警察がスピード違反の    をしている。
 1 取り締まり   2 取り扱い    3 取り引き    4 引き取り
(15) 写真を上手に撮るには、ちょっとした    がある。
 1 うで      2 かん      3 こつ      4 のう
問題Ⅵ 次の(1)から(5)の    の言葉の意味が、それぞれのはじめの文と最も近い意味で使われている文を、1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1)     ふかい……一見単純な昔話にふかい意味があるという。
1     世界でいちばんふかい湖はどこか。
2     昔、この山のふもとにはふかい森があった。
3     この人の絵は色づかいに特徴がある。とくに、このふかい青が独特だ。
4     別にふかい考えがあって言ったことではないので、気にしないでください。
(2)     むこう……明日の試合のために、むこうにあわせてこちらの作戦をたてる。
1     むこうから人がやってきた。
2     交渉では、結局むこうの出張が通った。
3     このホテルはむこう3ヵ月は予約がいっぱいだそうだ。
4     川のこちらには工場、むこうにはテニスコートがある。
(3)     サービス……この店の定食にはコーヒーがサービスでつく。
1     サービス業は第3次産業だ。
2     この旅館はサービスがいい。従業員も親切だ。
3     写真を現像するとアルバムが1冊サービスになる。
4     休みの日は家庭サービスにつとめている。
(4)     かなう……小池さんのやり方は礼儀にかなっているが、すこし冷たい。
1     長い間の願いがかなって、自分の店が持てた。
2     弟は小学生だが碁が強い。うちではだれもかなう物がいない。
3     こう暑くてはかなわない。せめて風があれば少しは涼しいのだが。
4     試験の目的を考えて、目的にかなった問題を作らなければいけないだろう。
(5)     いためる……どうしたら家族みんなが喜ぶ休みになるか、頭をいためている。
1     弟はいためた野菜が好きだ。
2     親の仲が悪いと、子どもは小さな胸をいためる。
3     準備運動をしないでテニスをして、ひじをいためてしまった。\\r
4     乱暴に扱うと、機械をいためるおそれがある。
問題Ⅶ 次の(1)から(5)の言葉の使い方として最も適当なものを、それぞれの1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1)     あざやか
1     あざやかな畳のいいにおいがする。
2     病気があざやかに治ってうれしい。
3     取ったばかりの野菜は、あざやかでとてもおいしい。
4     あざやかな色が好きだ。地味な色、暗い色は好きではない。
(2)     よほど
1     寝坊して会によほど遅刻した。
2     電気がなかったころの暮らしはよほど想像できない。
3     この店のお菓子はよほどおいしいからすぐ売り切れてしまう。
4     この画家の場合、新しい作品より若いときの作品のほうがよほどおもしろい。
(3)     ぺこぺこ
1     面接試験のときは心配で頭がぺこぺこになってしまった。
2     夜遅く一人で帰るときは、こわくてぺこぺこしている。
3     電車は遅れたので、駅員がぺこぺこあやまっている。
4     たくさん買い物をしたので、いくらかかるかと思ってぺこぺこした。
(4)     仮に
1     仮に勉強したら、成績が上がった。
2     仮に努力をすれば、成功するかもしれない。
3     仮に自分が病気になったことを一度は考えるべきだ。
4     仮に1ドルを120円として費用を計算してみよう。
(5)     ショック
1     古いショックがまだきいている。
2     大きな事件を体験したショックから立ち直れない。
3     留守の間に泥棒が入ったことを知ったときはショックした。
4     近くに雷が落ちたため、エレベーターがショック中で動かない。
問題Ⅰ 次の(1)から(3)の文章を読んで、それぞれの問いに対する答えとして最も適当なものを1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1) 情報化社会となると、すべての仕事が机の上でできるようになって、3K(キツイ・キタナイ・キケン)の仕事がなくなるような幻想がふりまかれていますが、それは間違いです。確かに、毎日会社や学校に行かなくても仕事や学習ができる部分はあるでしょう。しかし、パソコンを作る人、それを運ぶ人、運ぶ道路(トラック)や鉄道(貨車)を作り整備する人、その資材を作る人、その原料を掘り出す人・・・・・・と、パソコン一つをとっても多数の人々の労働の結晶なのです。その労働自身は、決してなくなることはありません。私たちの生活の中で必要とする、食べ物も住宅も着物も電気も、あらゆるものに労働が必要なのも確かです。情報革命は、通信の手段の革命であって、生活や労働を変える革命ではないことを、しっかりと押えておく必要があると思います。
【問い】 筆者は「情報化社会」をどのような社会と考えているか。
1     情報革命と同時に生活や労働が大きく変わる社会
2     通信手段は便利でも多くの人の労働が必要な社会
3     仕事や学習のために会社や学校が必要でなくなる社会
4     通信手段が発達し、危険で汚い仕事がなくなった社会
(2) 図があるので、省略
(3) 先生にはもともと年長者などの意味もあるが、今は一般的に教師を指す語。その教師にしても、生徒や学生から「先生」と呼ばれるのは、その職業名と一致するからかまわない。しかし、あとはゴムすり用であり、怒らせないためのおだて用である。
 私も教師の端くれだが、学生以外から「先生」と呼ばれるのはいやだ。マスコミ関係者から取材を受けるとき「先生」と呼ばれると、「私はあなたに何も教えたことがないから、先生と呼ばないで」と頼む。ところがそれでは納得しない人がいる。「だって、そう呼ばないと機嫌の悪い大学の先生がいるんです。ある男性の教授を○○さんと呼んだら、失敬だって怒り出したんですよ」と。
問1 「いやだ」とあるが、なぜいやなのか。
1     自分は教師ではないから。
2     年長者だと思われるから。
3     自分は教師の端くれだから。
4     おだてられているようだから。
問2 「それでは納得しない人」とあるが、どの人か。
 1 マスコミ関係者  2 男性の教授    3 同僚の教師    4 学生
問題Ⅱ 次の(1)から(4)の文章を読んで、それぞれの問いに対する答えとして最も適当なものを1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1)     子どもが自室に閉じこもるのは親から独立した自分だけの精神的世界を持ちはじめたことの現われだろうから、悪いとばかりは言えない。子供だって、自分が親に完全管理されることをいつか嫌うようになるもので、もしそうならないとすれば、また別の心配が生じるだろう。しかし、そうは言っても、これは程度問題で、子供が学校から帰ってから寝るまで、食事の時を除いてずうっと自分の部屋にいる、というのでは、家族間のコミュニケーションも希薄になる。だから、子供がある年齢に達して自室に閉じこもりがちになることを、一つの成長過程として認めるにしても、建築的にそれを助長するような空間の作り方は避けるべきだろう。
 そういう考え方にしたがうと、子供部屋は、あんまり居心地が良くない方がよいのではないか。居心地が良くない、というと語弊があるが、少なくても良すぎない方がいい。もっと正確に言えば、ある内向的な時を過ごすには居心地がいいが、その気持ちがふっと外へ向いた時には、多少気詰まりに感じられて、自然に部屋の外へ、居間や食堂へ出て行きたくなるような部屋がいい
問1 「別の心配」とはどのようなことか。
1     子供が独立心を持ちすぎて、自分だけの世界に閉じこもる心配
2     子供に独立心が生まれず、親に依存する子供になる心配
3     親が子供に対して影響力を持たなくなる心配
4     親が子供に完全に支配されることになる心配
問2 「それ」とは何を指すか。
1     子供が自分の部屋に閉じこもらないようにすること
2     成長過程に必要なコミュニケーションをとること
3     子供が自分の部屋に閉じこもりがちになること
4     家族間のコミュニケーションが生まれること
問3 筆者の子供部屋についての考えはどれか。
1     子供部屋は、子供の独立心を養うためには不要である。
2     子供部屋は、子供がある年齢に達するまで必要である。
3     子供部屋は、子供が管理されすぎない設計がいい。
4     子供部屋は、子供にとって快適すぎない設計がいい。
(2)     調べることと書くことは、もっぱら私のようなジャーナリストにだけ必要とされる能力ではなく、現代社会においては、ほとんどあらゆる知的職業において、一生の間必要とされる能力である。ジャーナリストであろうと、官僚であろうと、ビジネスマンであろうと、研究職、法律職、教育職などの知的労働者であろうと、大学を出てからつくたいていの職業生活のかなりの部分が、調べることと書くことに費やされるはずである。近代社会は、あらゆる側面において、基本的に文書化されることで組織されているからである。
 人を動かし、組織を動かし、社会を動かそうと思うなら、いい文章が書けなければならない。いい文章とは、名文ということではない。うまい文章でなくてもよいが、達意の文章でなければならない。文章を書くということは、何かを伝えたいということである。自分が伝えたいことが、その文章を読む人に伝わなければ何もならない。
 何かを伝える文章は、まずロジカルでなければならない。しかし、ロジックには内容(コンテンツ)がともわなければならない。論より証拠なのである。論を立てるほうは、頭の中の作業ですむが、コンテンツのほうは、どこからか材料を調べて持ってこなければならない。いいコンテンツに必要なのは、材料となるファクトであり、情報である。そこでどうしても調べるという作業が必要になってくる。
問1 「近代社会」とあるが、筆者はその特徴をどのようにとらえているか。
1     官僚でも、ビジネスマンでも、研究者でも活躍できる社会
2     文書が作られ、それに基づいて人や組織が動いている社会
3     法律職などの知的労働者が作成した文書に従って動いている社会
4     大学を出てから職業につく人があらゆる場面で必要とされる社会
問2 「いい文章」とあるが、筆者はそれをどのようなものと考えているか。
1     調べることと書くことに時間を費やした文章
2     人々を感動させて社会を動かそうとする文章
3     自分の伝えたいことが相手に十分伝わる文章
4     小説家が書くような豊かな内容の文章
問3 いい文章を書くために必要なことは何か。
1     論理を組み立てることと、論理を支える情報を調べること
2     論理とそれを支える証拠を頭の中で組み立て、見つけだすこと
3     ジャーナリストが持っているような知的能力を身に付けること
4     ジャーナリストだけでなく、あらゆる職業生活について知ること
(3)     実在する人間の個性をはっきりつかんだ顔が、いわゆる似顔である。
 似顔のコツとは、その相手のいちばん大きな特徴をつかんだら勝ちである。男ではめがねとかひげ、女では顔のりんかくと口もとを描いただけで、もうその人だとわかることもあるくらいだ。
 政治家でいえば、(故)吉田首脳はめがねと口、(故)岸首脳は口もと、(故)佐藤首脳はまゆ毛と目、そして(故)田中首脳はひげが、最大の特徴であった。
 一般に、アクの強い顔は(  A  )。わるくいえば、顔がくずれているからだ。こういう顔は、チラッと見ただけで、印象深く頭の中に残るから、特徴をつかまえやすい。さよう、相手の顔はチラッと見るに限るのだ。顔の全部を、穴のあくほど、ジーっと見ていると、だんだんかんじんの特徴はわからなくなってしまう。
 ことに写真をもとに似顔を描こうとすると、その写真そのものが、本人と似ていなかったりすることもあるのだから、あまり、直感的な強い特徴がつかめないことがある。
 それほど顔の特徴というものがない人がいる。こういう人の似顔はたいへんむずかしそうだが、特徴のない顔という点が、特徴といえば特徴といえよう。
 ぼくは、こういう相手の似顔を描くときは、そばの二、三人の別な人物の似顔もいっしょに描いてみることにしている。
 すると、その二、三人の顔のなかにまじった本人の顔が、なんとはなしに、やっぱりほかとはちがった個性があるなとわかってくるものだ。
問1 (  A  ) に入れるのに適当なことばはどれか。
1     かんたんに似顔になる
2     特徴がつかまえにくい
3     めがねやひげが必要だ
4     注意深く見る必要がある
問2 「本人の顔」とあるが、何を指しているか。
1     個性的でアクの強い人の顔
2     写真と実物が似ていない人の顔
3     似顔を描いているときの筆者の顔
4     顔の特徴があまりないような人の顔
問3 筆者は似顔の描き方について、どのような考えを持っているか。
1     写真を見ながら似顔を描くのはまちがったやり方だ。
2     いかに相手の顔の特徴をとらえるかがかんじんである。
3     どんな人でもよく観察して顔の特徴をつかむのがよい。
4     初めて描くときは二、三人の似顔を同時に描くとよい。
(4) われわれの体にはふだん気がつかないような工夫がたくさんひそんでいる。足の裏は何も感じないようにセットされているが、靴の中や靴下の中に1ミリの異物でもあると敏感なシステムが作動する。ふだんはその敏感なシステムはオフになっているのだ。オフにしておかないと、靴下の感触をいつも感じてしまい、何もできなくなるからだ。
 赤ちゃんの手のひらを強く押すと口が開く、などというのも、隠れたシステムである。これは手と口が密接な情報関係を持っていたことを暗示する例で、大人になるにつれてこの関係が鈍化する。
 しかし、もともと赤ちゃんは何でも口に入れてモノの形を確認しているわけであって、それを大人たちが次々に制止するため、しだいにそのような行為をしなくなっただけなのだ。ということは、われわれの「内なる情報システム」のどこかには、いまなお口と手が結びついているということである。緊張しすぎると口がカラカラになり、手に汗がたまるというのは、その名残であろう。
問1 人間の足の裏に関する説明として、適当なものはどれか。
1     人間の足の裏はふだんは何も感じないが、異物の存在は敏感に感じとる。
2     人間の足の裏には体の中でも特に敏感なシステムがあり、常に作動している。
3     人間は、足の裏に安定した感触を感じていないと、何もできなくなってしまう。
4     人間の足の裏が、靴下の感触を常に感じているのは赤ちゃんのときだけである。
問2 「この関係」とあるが、何を指しているのか。
1     赤ちゃんの、緊張することと口がかわくこととの関係
2     大人の、緊張することと手に汗をかくこととの関係
3     大人の手と赤ちゃんの口が情報を伝え合う関係
4     赤ちゃんの手と口が情報を伝え合う関係
問3 「内なる情報システム」の説明として、適当なものはどれか。
1     大人になるにつれて、より敏感に感じるようになるシステム
2     大人たちが制止するため、しだいに消えてなくなるシステム
3     靴の中の異物や、靴下の感触をいつも感じているシステム
4     人間の体にひそんでいて、時に敏感に作動するシステム
問題Ⅲ 次の文章を読んで、後の問いの答えなさい。答えは、1・2・3・4から最も適当なものを一つ選びなさい。
 法の下での人間の平等は、憲法でも保障された人間の権利である。しかし現実には、すべての人間や人間活動に平等が保障されているわけではない。社会的・民族的差別の問題は大きい。ここではこうした基本的人権にかかわる問題ではなく、職業、教育や所得に関する平等・不平等問題を論じる。
 例えば親の階層(職業や所得)の不利さが子供の学歴達成に支障となることを考えてみよう。親の所得が高くないために、子供が大学進学をあきらめたケースはどうだろうか。奨学金制度が充実しておけば、本人の能力と努力がある限り、大学進学の道は開かれている。わが国の奨学金制度がさほど充実していないことは、アメリカとの比較で明らかである。わが国には機会の不平等は残っているといえる。逆に、アメリカでは機会の平等への執着は強いといえる。もっともわが国においても、国民の所得水準が向上したことによって、親の経済力が原因となって進学できないというケースは以前より減少しており、この問題の不平等性は低下している。
 もう一つ例をあげてみよう。企業が新卒者を採用する時に指定校制度というのがある。特定大学の学生のみに受験・面接の機会が与えられ、他の大学生にはその機会がない制度である。企業がこの制度を採用する理由は次の通りである。第一に、入学試験の難しい大学や、良い教育をしている大学の学生は知的活動や生産性の上で優秀な学生という印象がある。第二に、それらの大学に卒業生が、企業で良い成果を上げていることをその企業が知っている。第三に、募集してくるすべての学生を無制限に選考すればコストがかかる。これらを要約すれば、企業にとっては合理的かつ選択のリスクが小さい制度である。
 ただし、ここで指定校制度の合理性を指摘することによって、「受験戦争」を肯定する気はない。(中略)過酷な「受験戦争」には負の側面が多いので、戦争をなくする必要性は高い。
 ところで、特定大学以外の学生にとっては、就職試験の機会が最初から排除されているので、機会の不平等と映るかもしれない。確かにその側面があることは否定しえないが、よく考えるとその人達にも特定の大学の受験の機会が高校生の時にあったわけで、機会の平等が完全に排除されていたとはいえない。実際にその大学を受験したかどうかは問題ではない。しかし高校生にまで企業に指定校制度があることを知っている、と期待するのは酷である。機会の平等をこのように考えてみると、意外に複雑な原理なのである。
 機会均等の原理を実施することは容易ではないが、理想として常に念頭のおかれるべき原理である。すべての意欲のある人には、参加と競争の機会が与えられることが望ましい。教育の機会、仕事の機会、就職の機会、昇進の機会、人生上の様様な活動において多くの人に平等な機会が与えられた末に、参加者が競い合うこととなる。競争の結果勝者と敗者が出ることは仕方がないことだし、勝者にも順位づけが行われることもやむをえない。
問1 第2段落の内容と合っているものは、どれか。
1     日本では親の経済力が高くないために子供が進学できないケースは減ってきている。
2     日本では親の経済力が高くないために子供が進学できないケースが依然として多い。
3     アメリカでは機会の平等が重視されるが、奨学金制度は日本ほど充実していない。
4     アメリカでは機会の平等が日本ほど重視されないが、奨学金制度は充実している。
問2 指定校制度の特徴として、筆者の説明と合うものはどれか。
1     特定の大学の卒業生だけがその企業で働くようになるため、企業に対して忠実な社員を増やすことができる。
2     多くの学生の中から選ぶことになるため、企業は入社後すぐに成果を上げられる人を見つけることができる。
3     特定の大学以外の学生は、応募する際に試験を受けなければならないため、一定の基準以上の人を選ぶことができる。
4     優秀な学生がいると考えられる大学の学生だけが応募できるため、企業は低いコストで適当な人を選ぶことができる。
問3 「その人達」とは、どのような人を指しているか。
1 大学授業をしなかった高校生
2 企業の採用試験に応募してくるすべての学生
3     企業が受験・面接の機会を与えていない大学の学生
4     企業が受験・面接の機会を与えている特定大学の学生
問4 高校の階段にまでさかのぼって考えた場合、指定校制度と機会の平等について筆者はどのように評価しているか。
1     高校生が指定校制度がなくなることを期待するはずがないから、機会の不平等はそれほど大きな問題ではない。
2     高校生は指定校制度があることを知ったうえで大学を受験しているのだから、機会の不平等はそれほど大きな問題ではない。
3     どんな高校生でも指定校の大学を受験することはできるが、すべての受験生が合格できるわけではないから、機会が平等であるとは言いきれない。
4     どんな高校生でも指定校の大学を受験することはできるが、指定校制度の存在はほとんど知らないだろうから、機会が平等であるとは言いきれない。
問5 筆者がこの文章で最も言いたいことは、どれか。
1     すべての人間活動に平等が保障されているわけではないが、法の下での人間の平等は憲法でも保障された人間の基本的な権利であり、尊重されるべきである。
2     日本では、国民の所得水準が向上したことによって、職業、教育や所得に関する不平等の問題が減ってきたが、社会的・民族的差別の問題が大きくなっている。
3     機会の平等は複雑で実践の難しい原理だが、職業や教育に関する活動においてすべての人に平等な機会が与えられるべきであることを忘れてはならない。
4     現代社会は基本的に競争社会であるから、競争の結果、勝者と敗者に分かれ、勝者にも順位がつけられることはやむをえない。
問題Ⅳ 次の文の    にはどんな言葉が入れたらよいか。1・2・3・4から最も適当なものを一つ選びなさい。
(1) わが社は学歴に    本人の実力で採用を決めている。
 1 よらず     2 つかず     3 ついて     4 よって
(2) どんな相手でも、試合が終わるまでは一瞬    油断ができない。
 1 ばかりか    2 たりとも    3 ならでは    4 どころか
(3) 会社の評判    から、製品の品質管理は厳しくしなければならない。
 1 をかぎる    2 にいたる    3 をめぐる    4 にかかわる
(4) 無料で映画が見られる    、入り口の前には1時間も前から行列ができた。
 1 とあって    2 とあっても   3 とすると    4 とされても
(5) 仕事が山のようにあって、日曜日    、出社しなければならない。
 1 にそって    2 ともなく    3 とはいえ    4 にそくして
(6) かたづける    子どもがおもちゃを散らかすので、いやになってしまう。
 1 あとでは    2 そばから    3 よそには    4 ことまで
(7) この子は小学生    ずいぶんしっかりしている。
 1 にしては    2 にすると    3 にするから   4 にしてから
(8) 貧しい    十分な教育を受けられない人々がいる。
 1 ものから    2 がゆえに    3 とすると    4 わけもなく
(9)     によっては、その仕事はもっと簡単に済ませることができる。
 1 やりかけ    2 やりそう    3 やりよう    4 やりがち
(10) 親に経済的な負担を    してアルバイトで生活費を稼いだ。
 1 かけず     2 かけつつ    3 かけようと   4 かけまいと
(11) 今年度の反省    来年度の計画を立てなければならない。
 1 のかぎり    2 とみると    3 をふまえて   4 にわたって
(12) あの店の服は、品質    デザイン    申し分ない。
 1 といい/といい           2 をとり/をとり
 3 として/として           4 をよそに/をよそに
(13) 子どものためを    、留学の費用は子ども自身に用意させたのです。
 1 思いがてら   2 思えばこそ   3 思ったまで   4 思うがまま
(14) 火山の噴火の影響は、ふもとに    、周辺地域全体に及んだ。
 1 むかって    2 いたって    3 とどまらず   4 かかわらず
(15) 大災害のより財産    肉親までも失った。
 1 のみか     2 だけに     3 あまり     4 さえも
(16) 彼は足が痛い    と理由をつけては、サッカーの練習をさぼっている。
 1 のなんだ    2 のなんか    3 のなんで    4 のなんの
(17) どんなに反対され    、自分が正しいと思う道を進みたい。
 1 てまで     2 ながら     3 かけては    4 ようとも
(18) 父の病気に    、会への出席を断った。
 1 かけて     2 かんして    3 かぎって    4 かこつけて
(19) 有名な観光地の近くまで行ったのに、忙しくてどこへも    だった。
 1 寄るまい    2 寄るまえ    3 寄らずじまい  4 寄らないまで
(20) ふるさとを歌ったこの歌は、子どものころの思い出と    、私の心に深く響く。
 1 あれば     2 いったら    3 するなら    4 あいまって
問題Ⅴ 次の文の    にはどんな言葉を入れたらよいか。1・2・3・4から最も適当なものを一つ選びなさい。
(1) 小さい子を一人で遠くに遊びに    。
 1 行ったものではない         2 行かせるものではない
 3 行かれるものではない        4 行かないものではない
(2) 結婚が決まったときの彼の喜びようと    。
 1 いうならこまった          2 いってもよかった
 3 いったらなかった          4 いうしだいだった
(3) どろぼうにかなりの額の現金をとられはしたが、命を取られなかった    。
 1 だけましだ   2 ことしかない  3 ことばかりだ  4 のみである
(4) 審査員が彼の作品を見て、そのすばらしさに驚いたことは、想像    。
 1 にかたくない            2 にもおよばない
 3 せずにはすまない          4 しないではおかない
(5) 孫が無地生まれたとの知らせに、彼が喜んだのは    。
 1 いうくらいだ            2 いうまでもない
 3 いうきらいがある          4 いうにあたらない
(6) 銀行がもう金を貸してくれなくなった以上、この会社もこれ    。
 1 のみだ     2 までだ     3 だけだ     4 ばかりだ
(7) この部屋には、関係者以外入ってはいけない    。
 1 ことではない            2 ことでもない
 3 ことになっている          4 ことにあたっている
(8) 今年の米のできは、まあまあと    。
 1 いったことだ            2 いったところだ
 3 いわないものだ           4 いわないまでだ
(9) 夏祭りの計画は、予算不足のため、変更を    。
 1 余儀なくした            2 余儀なくできた
 3 余儀なくさせた           4 余儀なくされた
(10) さっき田中さんから電話があって、今日の野球の試合は、天気が悪いから中止    。
 1 なんかだ    2 なんだか    3 なんでよ    4 なんだって
問題Ⅵ 次の文の    にはどんな言葉を入れたらよいか。1・2・3・4から最も適当なものを一つ選びなさい。
(1) 彼は、父である前社長のあとを継いで社長になった。しかし、社長といっても名ばかりで、    。
 1 会社のことは何も知らない      2 社員に人気があるいい社長だ
 3 一生懸命社長の仕事をしている    4 会社の業績をどんどん伸ばしている
(2) ある宗教を、ほかの人にも勧めてまわるくらい熱心に信仰する人がいる。一方で、    。
1     宗教に身をささげる人もいる
2     やはり他人を宗教に誘う人もいる
3     自分も同様に宗教に熱心な人もいる
4     宗教には全く関心を持たない人もいる
(3) お客さんにきちんとあいさつするくらい、    、言われなくてもやりなさい。
 1 子どもじゃあるまいし        2 大人じゃあるまいし
 3 会社じゃあるまいし         4 世間じゃあるまいし
(4) 必死の練習のかいもなく、    。
1     オリンピックで優勝した
2     オリンピックに出場できた
3     オリンピックに参加しなくてすんだ
4     オリンピックの体表選手には選ばれなかった
(5) 結婚する二人の    やまない。
 1 両親の反対を思って         2 今後の幸せを願って
 3 これからの苦労を考えて       4 幸福になれると言って
(6) 連絡もなしにお客様がいらっしゃったが、急なこととて、    。
1     何のおもてなしもできなかった
2     たくさんのごちそうをお出しした
3     お客様は非常に満足してくださった
4     十分にお世話ができなくはなかった
国际关系精品函授班

2002年

002
問題Ⅰ 次の文の下線をつけた言葉は、どのように読みますか。その読み方を、それぞれの1・2・3・4から一つ選びなさい。
問1 この企業では、既婚者は海外への赴任を拒否できる。
(1)企業    1 きぎょう  2 しぎょう  3 じぎょう  4 りぎょう
(2)既婚者   1 かいこんしゃ        2 がいこんしゃ
        3 きこんしゃ         4 ぎこんしゃ
(3)赴任    1 とじん   2 とにん   3 ふじん   4 ふにん
(4)拒否    1 きょひ   2 きょうひ  3 きょふ   4 きょうふ
問2 欠陥品を販売していたメーカーに対し、厳しい措置がとられた。
(1)欠陥    1 けってん  2 けそん   3 けっきん  4 けっかん
(2)厳しい   1 いちじるしい        2 はなはだしい
        3 きびしい          4 はげしい
(3)措置    1 しょうち  2 しょち   3 そうち   4 そち
問3 丘の上の別荘からは、海峡に沈む夕日を眺めることができる。
(1)丘     1 おか    2 さか    3 みね    4 みさき
(2)別荘    1 べっそ   2 べっそう  3 べっしょ  4 べっしょう
(3)海峡    1 かいこう  2 かいそう  3 かいきょう 4 かいしょう
(4)眺める   1 あがめる  2 ながめる  3 のぞめる  4 もとめる
問4 学校は、老人介護施設での奉仕活動を奨励している。
(1)介護    1 ほご    2 ほじょ   3 かいご   4 かいじょ
(2)施設    1 せしつ   2 せっし   3 しせつ   4 しっせつ
(3)奉仕    1 ほうし   2 ほうじ   3 ぼうし   4 ぼうじ
(4)奨励    1 げきれい  2 しょうれい 3 すいしょう 4 たいしょう
問題Ⅱ 次の文の下線をつけた言葉は、ひらがなでどう書きますか。同じひらがなで書く言葉を、1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1)     住民からごみ問題についての要請が出された。
 1 用途     2 養成     3 様相     4 容易
(2)     政府が新しい政府を発表した。
 1 性格     2 清掃     3 製作     4 制裁
(3)     福祉の充実が望まれる。
 1 複写     2 副詞     3 復習     4 服装
(4)     人権は法律で故障されている。
 1 放射     2 膨張     3 報酬     4 補償
(5)     その話を断ったのは賢明だった。
 1 巧妙     2 姓名     3 同盟     4 懸命
問題Ⅲ 次の文の下線をつけた言葉は、どのような漢字を書きますか。その漢字を、それぞれの1・2・3・4から一つ選びなさい。
問1 このせんいはまさつに強く、登山やたんけんでの使用にもたえる。
(1)せんい   1 繊衣   2 繊維   3 織衣   4 織維
(2)まさつ   1 摩刷   2 摩擦   3 磨刷   4 磨擦
(3)たんけん  1 深倹   2 深検   3 探倹   4 探検
(4)たえる   1 克える  2 忍える  3 耐える  4 得える
問2 ようちえんの花壇にめが出たので、子どもたちがむじゃきにかんせいをあげている。
(1)ようちえん 1 幼椎園  2 幼稚園  3 擁椎園  4 擁稚園
(2)め     1 目    2 茎    3 芽    4 眼
(3)むじゃき  1 無邪気  2 無蛇気  3 無砂気  4 無駄気
(4)かんせい  1 感声   2 嘆声   3 関声   4 歓声
問3 このさんかく地帯では、川をへだてて二つの民族がふんそうを起こしている。
(1)さんかく  1 山谷   2 山丘   3 山岡   4 山脈
(2)へだてて  1 壁てて  2 癖てて  3 隔てて  4 融てて
(3)ふんそう  1 分争   2 扮争   3 粉争   4 紛争
問4 しゅうかくを増やそうとしてひりょうをらんようしたためだろうか、こんちゅうが減ってしまった。
(1)しゅうかく 1 収獲   2 収穫   3 集獲   4 集穫
(2)ひりょう  1 肥料   2 脂料   3 資料   4 費料
(3)らんよう  1 監用   2 監要   3 濫用   4 濫要
(4)こんちゅう 1 昆虫   2 混虫   3 紺虫   4 蚶虫
問題Ⅳ 次の文の下線をつけた言葉の二重線(    )の部分は、どのような漢字を書きますか。同じ漢字を使うものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1)     私の会社は日本の会社とていけいしている。
 1 宿題はあしたていしゅつしてください。
 2 間違ったら、線を引いてていせいしてください。
 3 必要ならば、ほうていで争ってもいい。
 4 彼はとても話し方はていねいだ。
(2)     自転車を盗むと、けいばつの対象になる。
 1 彼の投書が新聞にけいさいされた。
 2 兄は優秀なけいじだ。
 3 電話番号を教えるなんてけいそつだった。
 4 きゅうけい時間は15分だ。
(3)     この映画はばんにん向けだ。
 1 その小説家は、ばんねんに傑作を書いた。
 2 風が強い日に店のかんばんが落ちてきた。
 3 私は今日一日るすばんをしていた。
 4 彼はスポーツばんのうだ。
(4)     子どもは新しい環境へのてきおうが早い。
 1 便利でかいてきな生活をしている。
 2 窓にすいてきがついている。
 3 日本語の間違いをしてきされた。
 4 その州の広さは、日本の面積にひってきする。
(5)     この会社は経営ふしんだ。
 1 最終しんさに合格すれば卒業できる。
 2 しんし洋品の売り場は何階ですか。
 3 この家は大きな車が通るたびに、しんどうする。
 4 ガラスでできているので、しんちょうに運んでください。\\r
問題Ⅴ 次の文の    の部分に入れるのに最も適当なものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1)ひげを    のが、今年の若い男性の流行だ。
 1 生やす    2 ほどこす   3 丸める    4 もうける
(2)    的な立場から見ると、そのことばづかいは正しいとは言えない。
 1 規格     2 規準     3 規定     4 規範
(3)この薬は使い方を    と危険だから、注意が必要だ。
 1 あやまる   2 ことなる   3 まざれる   4 くいちがう
(4)日本では    の大きな靴をさがすのに苦労する。
 1 構え     2 サイズ    3 体格     4 様式
(5)最近セールスの電話が    にかかってくる。
 1 活発     2 自在     3 頻繁     4 不調
(6)先生が我々の運動を支援してくださるとは    。\\r
 1 きまりわるい 2 こころづよい 3 こころよい  4 たやすい
(7)    の少年犯罪には、共通した社会背景があるのだろうか。
 1 一括     2 一帯     3 一同     4 一連
(8)あの人もあんなにわがままばかり言っていたら、周囲から    してしまうだろう。
 1 孤独     2 孤立     3 独立     4 自立
(9)指の先に少しけがをしただけなのに、ずいぶん    に包帯をしている。
 1 大げさ    2 大まか    3 長々     4 緩やか
(10)都会の    に負けずにしっかり勉強しようと決心して、田舎を出た。
 1 勧誘     2 作用     3 保養     4 誘惑
(11)負けるとはわかっているが、    彼と戦う。
 1 あえて    2 以って    3 まして    4 努めて
(12)この薬には、病気の進行を    する効果がある。
 1 圧迫     2 ****     3 抑制     4 抑圧
(13)この国では、18歳未満で結婚する場合、親の    が必要だ。
 1 合致       2 協調     3 同調     4 同意
(14)この曲を聞くと、子どものころの思い出が    。
 1 こぼれる   2 さかのぼる  3 よみがえる  4 かえりみる
(15)三日も徹夜が続くと、さすがに    する。
 1 ふらふら   2 ぶらぶら   3 ぺらぺら   4 べらべら
問題Ⅵ 次の(1)から(5)の    の言葉の意味が、それぞれのはじめの文と最も近い意味で使われている文を、1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1)いきる……目立たない色でも、うまく使えばいきてくる。
 1 うちの犬は20歳までいきた。
 2 今もこの町では、昔からの伝統がいきている。
 3 こういう仕事をさせると、田中さんの能力がいきる。
 4 わたしは、まだ画家としてはいきていけないので、工場でも働いている。
(2)あさい……まだ経験があさいが、将来は熟練した職人になりたい。
 1 こんなにあさい川でもおぼれる人がいる。
 2 この町に来て日があさいため、よくわからないことがたくさんある。
 3 年を取ると眠りがあさくなり、すぐ目がさめる。
 4 オートバイで走っていて転んだが、さいわい傷はあさくてすんだ。
(3)むく……この写真はおもしろいが、週刊誌の表紙にはむかない。
 1 北をむいたときの右手のほうが東だ。
 2 気がむいたらいつでも遊びに来てください。
 3 全体の流れが少しはいい方向にむいてきたと思う。
 4 あの人は愛着がいいからサービス業にむいている。
(4)とし……としがあけたら、一度叔父さんのところに遊びに行こう。
 1 来年はどんなとしになるだろう。
 2 このごろつくづくとしを感じる。
 3 いいとしをして馬鹿なまねをするのはやめてほしい。
 4 姉とはとしが離れているので、きょうだいというより親子のようだ。
(5)さき……妹の結婚もそうさきの話ではない。
 1 できる問題からさきにやる。
 2 その件はさきの会議で決定した。
 3 この仕事はさきが見えなくて不安だ。
 4 わたしの車はこのさきの駐車場にとめてある。
問題Ⅶ 次の(1)から(5)の言葉の使い方として最も適当なものを、それぞれの1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1)     どうやら
 1 このぶんではどうやらあすも雨らしい。
 2 彼の考えがどうやらよくわからない。
 3 心配しなくても、どうやらなるだろう。
 4 どうやらしてお手伝いしたいと思っている。
(2)     おろか
 1 基本はおろか応用も大事だ。
 2 わからない単語は、辞書を調べるもおろか質問しなさい。
 3 腰をいためて、歩くことはおろか立つことも難しい。
 4 祖父は80歳を過ぎているが、一年中水泳はおろか冬はスキーだ。
(3)     不満
 1 うちの子どもは、親に不満ばかりしている。
 2 店員の態度に不満して、何も買わずに店を出た。
 3 そのときの佐藤さんの表情はいかにも不満だった。
 4 今度の人事異動には不満がある。あまりに不公平だ。
(4)     中毒
 1 彼はお酒に中毒だ。
 2 ガス中毒で入院した。
 3 公園の彫刻が雨の中毒で溶けてきた。
 4 うちの子は、勉強に中毒して熱を出してしまった。
(5)     一見
 1 彼が普通の人ではないことは一見だ。
 2 オフィスに人がいるかどうか一見してください。
 3 一見、あの人は日本人だとわかる。
 4 彼女は一見おとなしそうだが、実はそうでもない。
問題Ⅰ 次の文章を読んで、後の問に答えなさい。答えは1・2・3・4から最も適当なものを一つ選びなさい。
 世間では、いま、表現教育ということが盛んに叫ばれている。子供たちに、どうにかして、「豊かな表現力」「誰とでも話せるコミュニケーション能力」を身につけさせようと、親も教師も躍起になっている。子供の方から見れば、表現を強要されているとさえ言える状況だ。
 だがどうも、教える側も、子供たちの方も、「表現」ということを無前提に考えすぎていまいか?
 いや、いったい、何をそんなに伝えたいというのか?
 私はここ数年、演劇のワークショップ(体験型の演劇教室)を、年間で百コマ以上、全国で繰り返して開催してきた。教育の門外漢に、このような依頼が殺到するのも、表現教育隆盛の一つの現れであろうか。
 ただ、私が、そういった場で子供たちに感じ取ってもらいたいことは、表現の技術よりも、「他者と出会うことの難しさ」だった。どうすればコミュニケーション能力が高まるかではなく、自分の言葉は他者に通じないという痛切な経験を、まず第一にしてもらいたいと考えてきた。
 高校演劇の指導などで全国を回っているといつも感じるのは、生徒創作の作品のそのいずれもが、自分の主張が他者に「伝わる」ということを前提として書かれている点だ。
 私は、創作を志す若い世代に、演劇を創るということは、ラブレターを書くようなものだと説明する。「俺は、お前のことがこんなに好きなのに、おまえはどうして俺のことがわかってくれないんだ」という地点から、私たちの表現は出発する。分かり合えるのなら、ラブレターなんて書く必要はないではないか。
 日本はもともと、流動性の低い社会の中で、「分かり合う文化」を形成してきた。誰もが知り合いで、同じような価値観を持っているのならば、お互いがお互いの気持ちを察知して、小さいな共同体がうまくやっていくための言葉が発達するのは当然のことだ。それは日本文化の特徴であり、それ自体は、卑下すべきことではない。
 明治以降の近代化の過程も、価値観を多様化するというよりは、大きな国家目標に従って、価値観を一つにまとめる方向が重視され、教育も社会制度も、そのようにプログラミングされてきた。均質化した社会は、短期間での近代化には好条件だ。日本は明治の近代化と、戦後復興という二つの奇跡を成し遂げた。
 しかし、私たちはすでに大きな国家目標を失い、個人はそれぞれの価値観で生き方を決定しなければならない時代に突入している。このような社会では、価値観を一つに統一することよりも、異なる価値観を、異なったままにしながら、その価値観を摺り合わせ、いかにうまく共同体を運営していくかが重要な課題となっている。
 いま、あらゆる局面で、コミュニケーション能力が重視されるのは、ここに原因がある。「分かり合う文化」から、「説明し合う文化」への転換を図ろうということだろう。
 だが、ここに一つの落とし穴がある。
 表現とは、単なる技術のことではない。闇雲にスピーチの練習を繰り返しても、自分表現がうまくなるわけではない。
 自己と他者とが決定的に異なっている。人は一人ひとり、異なる価値観を持ち、異なる生活習慣を持ち、異なる言葉を話しているということを、痛みを伴う形で記憶している者だけが、本当の表現の領域に踏み込めるのだ。
問1 「状況」とあるが、筆者は今どんな状況だと言っているか。
 1 親や教師が子供に無理に表現させようとはしない状況
 2 親や教師が子供に相互理解の重要性を教えようとしている状況
 3 親や教師が子供にとにかく何かを表現させようとしている状況
 4 親や教師が子供に表現することの難しさを教えようとしている状況
問2 「他者と出会うことの難しさ」とあるが、何を指しているか。
 1 表現の技術を高めることの難しさ
 2 言葉の通じない国で交流する難しさ
 3 本当の心の友と出会うことの難しさ
 4 言いたいことを相手に伝える難しさ
問3 「演劇を創るということは、ラブレターを書くようなものだ」とあるが、どのような意味か。
 1 お互いに分かり合えることを前提にして、演劇を創り上げるべきだ。
 2 相手に自分の主張が通じないことを前提に、演劇を創り上げるべきだ。
 3 恋人に自分の愛情を表現するのと同じ気持ちで、演劇を創り上げるべきだ。
 4 相手に気持ちを伝える技術を磨くことを目的に、演劇を創り上げるべきだ。
問4 「そのように」とあるが、どのような意味か。
 1 個人が生き方を選択できるように
 2 誰もが同じような表現能力を持てるように
 3 存在する異なった価値観が共存するように
 4 国家の目標にあう価値観にまとまるように
問5 「コミュニケーション能力が重視されるのは、ここに原因がある」とあるが、その原因とは何か。
 1 私たちの心の中には、自分の主張が他者に伝わることはないと考えてしまう傾向があるから
 2 異なった価値観がぶつかり合うとき、どちらの価値観が優れているか、明確に示さなければならない
 3 現在は、個人がそれぞれ生き方を決定する必要があり、異なる価値観をうまく共存させることが必要だから
 4 現在は、国家的な目標がなくなり、共同体としてまとまりを保つために,表現技術に優れた指導者が必要だから
問6 現在の日本の社会について、筆者が述べていることとあっているものはどれか。
 1 「分かり合う文化」から「説明し合う文化」へと向かう途上にある。
 2 「分かり合う文化」と「説明し合う文化」がうまく共存し始めている。
 3 すでに「分かり合う文化」から「説明し合う文化」への転換を成し遂げたと言える。
 4 「分かり合う文化」は今も日本文化の特徴で、人々の価値観は基本的に同じである。
問7 筆者は、自分表現がうまくなるには、どんなことが条件になると言っているか。
 1 相手に自分の言葉が伝わらなかったというつらい経験を持つこと
 2 自分の主張が相手に伝わるようにスピーチの練習を何回もすること
 3 外国で暮らしたり、外国語を勉強したりした経験を持っていること
 4 自分と相手の気持ちがお互いに分かり合えた経験をたくさん持つこと
問題Ⅱ 次の(1)から(3)の文章を読んで、それぞれの問いに対する答えとして最も適当なものを1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1)読書とは、本を買うことである。買ってしまえばこっちのもの、いつか必ずページを開く。買って積んでおくだけの、俗にいう「ツン読」も読書のうちなのである。
 この場合の「買う」とは、書店で手にして、ちらとでもこころが動いたら、即座にその場で買ってしまうことを指す。
 もうちょっと考えて、とか、明日でもいいや、とか、帰りに駅前もあの店で買えばいいか、なんぞと考えた瞬間、その本との縁は切れたと知るべし。(中略)
 その場で即座に買えないのは、一つには失敗を恐れるからだろう。せっかく買っても、読んでみてつまらなかったらどうしよう、と考えてしまう。しかし、失敗も読書のうち。読んで、つまらない、と感じるのは読んでからなのである。「つまらない」と思っても、それを「失敗」と考えてはいけない。「つまらない」と判断できたことをむしろ誇るべきなのである。つまらない本をつまらないと感じられる人は、面白い本を面白いと感じられる人。失敗を心配するよりも、本質的につまらなく、くだらない本を、面白いと感じられるかも知れないことのほうを心配すべきなのだ。
 せっかく買ったんだからと、つまらないのを我慢して読み続ける必要はない。自分の判断を信じて、すぐに放り出せばいい。
 もちろん、数多い本の中には、すぐには面白さの伝わりにくいものもある。はじめはとっつきにくくても、読み進んでゆくにつれて面白さがにじみ出てくる本がある。いったんは放り出したのに、何かのひょうしにもう一度手にしたとき、実に面白く読める、そういう類の本もたくさんある。
 何度も読んで、そのたびに新しい面白さを発見する本もある。たとえば漱石の『我輩は猫である』は、小学校三年生の時以来、何度手にしたことか。二十歳にはそのときの、還暦には還暦の楽しみ方がある。
問1 筆者が「読書とは、本を買うことである」でいう「買うこと」とはどのようなことか。
 1 時間をかけて、よく考えてから買うこと
 2 少しでも興味を持ったら、すぐに買うこと
 3 書店で手にとって失敗しないように買うこと
 4 よく知っている店で、店員に相談して買うこと
問2 「失敗も読書のうち」 とあるが、なぜか。
 1 いろいろな本を読むことで、本の価値が判断できるようになるから
 2 本を買っても失敗したと思っても、買ってしまった本は最後まで読むから
 3 失敗だと分かっていても、読書することによって知識の量がふえるから
 4 いろいろな本を読むことで、くだらない本でも面白く感じるようになるから
問3 「そういう類の本」とはどんな本か。
 1 面白さを発見するために読む本
 2 何度読んでも、面白さを発見する本
 3 第一印象とは違う面白さを持つ本
 4 面白くなくても読み続けなければならない本
問4 この文章のまとめとして最も適当なものはどれか。
 1 つまらない本を読み続けても、面白くなるとはかぎらない。
 2 買った本を何度も読めば、その価値が分かるようになるはずだ。
 3 読書の面白さを知るためには、まず本を買って身近に置くことだ。
 4 本の面白さは年齢によって変わるので、小学生からの読書が大切だ。
(2)大学の講義やゼミセールの場を通し、折にふれ、私は学生諸君に向かって、「せっかく大学に入ったのだから、一つでも多く知的感動を味わい、学問を楽しんでほしい」と語りかけている。
 しかし、現状を見ていると―――もとより私の力不足もあろうが―――残念ながら、こうしたメッセージが若い諸君の心に十分、伝わっているとはいい難い。彼らのほとんどにとって楽しみの対象といえば、サークル活動やスポーツ、音楽、映画、漫画、あるいはさまざまなレジャーであり、それらはいずれも学問とは距離を置いたところにあるからである。
     、私が日々接している学生諸君について言えば、彼らの多くは決して学業をおろそかにしているわけではない。彼らはそれなりに勉強し、高い学力を持っていることは間違いない。
 こう書くといささか矛盾めくように聞こえるかもしれないが、大方の学生にとっては学問を楽しむ心の余裕を持つ以前に、まずは目先の目標を順にかたづけなければならないという“強迫観念”を先行するのであろう。具体的にいえば、単位の取得、進学、就職など実利的な目標の達成が、焦眉の急なのである。それはそれで仕方ないのであろうが、こせこせせず、もう少し精神の豊かさをもって学問を見つめ直し、大学生活を送ってもらいたいと、つい注文をつけたくなる。
問1 「こうしたメッセージ」とあるが、どんなメッセージか。
 1 大学に入ったのだから、学問上のおもしろさを知ってほしい。
 2 大学に入ったのだから、学問とは別の楽しみも見つけてほしい。
 3 大学での卒業をおろそかにしないで、高い学力を身につけてほしい。
4 大学卒業のために必要な単位をとり、自分の希望をかなえてほしい。
問2     の中に入るものはどれか。
 1 それゆえ    2 だからこそ   3 それどころか  4 かといって
問3 「それはそれで仕方ない」とあるが、何が仕方がないのか。
 1 学生に伝えたい自分の思いが十分伝わらないこと
 2 サークル活動やスポーツを楽しみの対象とすること
 3 目先の目標をかたづけなければならないとあせること
 4 一つでも多く、知的感動を味わい、学問を楽しもうと思うこと
問4 筆者によれば、現在のほとんどの学生の目標は何か。
 1 精神の豊かさをもって学問を見つめなおすこと
 2 いい成績を取って、進学あるいは就職を果たすこと
 3 サークル活動やスポーツなどにより学問と距離を置くこと
 4 自分のメッセージを、他の人に十分伝わるようにすること
(3)世界の諸民族のあいさつを調べてみると、(中略)握手に代表されるような相互的なあいさつはきわめてめずらしいことがよく分かる。それはたいていの社会で、身分や地位や役割がはっきり定めっているからにほかならない。また、毎日の軽いあいさつがおこなわれる社会が少ないというのは、それらの社会では人びとはもっぱら家族や親族や部族など所属する社会集団の成員として生きていて、個人としての役割があまりみとめられていないことと関係している。そうした集団内では、物のやり取りなどの際にも、ふつうあいさつはいらないのである。たとえばインドでは家族や友人のあいだではふつう感謝の表現はおこなわれない。かえってタブー視されるのだが、家族の食卓で塩を手渡してもらっても「ありがとう」という欧米流は、家族が一体になって暮らす社会では、むしろ“他人行儀”なことなのだろう。
 日本人もいつのまにか家族のなかで「ありがとう」をくりかえすようになった。しかも、それは文句なしによい習慣とかんがえられているようだ。それは家族が身を寄せ合うようにして生きていた暮らしがすっかり過去のものになり、人間関係が様変わりしたことを如実に物語っている。
問1 「相互的なあいさつはきわめてめずらしい」とあるが、なぜか。
 1 多くの社会では、人々の身分や役割がきまっているから
 2 身分や地位に関係なく、握手が代表的なあいさつだから
 3 毎日の軽いあいさつがおこなわれるのが、あたりまえだから
 4 世界の諸民族では、身分や役割がまだはっきり定まっていないから
問2 インドについての説明として正しいものはどれか。
 1 個人としての役割がみとめられているので、ふつう家族に「ありがとう」と言わない。
 2 家族の食卓で塩を手渡してもらって感謝の表現を使わないことは、タブー視される。
 3 家族や親族などの社会集団の成員同士の間では、感謝の表現がよく使われる。
 4 家族が一体となって暮らす社会なので、あまり「ありがとう」と言わない。
問3 日本についての説明として正しいものはどれか。
 1 「ありがとう」がよい習慣と考えられるのは、人間関係がかわって個人としての役割があまりみとめられていないからである。
 2 かつては家庭の中で感謝の表現はあまり使われなかったが、最近はよい習慣と考えられて頻繁に使われる。
 3 昔から家庭の中では感謝の言葉がよく使われていたが、最近は文句なしのよい習慣として定着している。
 4 家庭の中で感謝の言葉がよく使われるのは、家族が身を寄せ合うようにして暮らしているからである。
問題Ⅲ 次の(1)から(4)の文章を読んで、それぞれの問いに対する答えとして最も適当なものを1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1)以前のことですが、地元の図書館の返却ポストに誤って郵便物を“投函”してしまいました。この返却ポストの色は「グレー」でした。最近の新しい郵便ポストは「グレー」のものが増えてきましたが、それで「グレー」に“反応”してしまったのです。本物のポストは、そこから2mも離れていないところに赤い色をしてありました。事の重大さに気づき、あわてて図書館の職員に電話でそのことを伝え、事無きを得ました。
 光は人の目に入り、脳がその刺激を受けることから、人は色を見て、過去の記憶が呼び起こされたり、あるものごとを連想することがあります。そういったことから、色は直接視覚を反応させるシンボルとして大きな効果をもっています。
問1 「そのこと」とあるが、そのこととは何か。
 1 郵便ポストに手紙を入れたこと
 2 郵便ポストに図書館の本を入れたこと
 3 図書館の返却ポストに本を入れたこと
 4 図書館の返却ポストに手紙を入れたこと
問2 「人は色を見て、過去の記憶が呼び起こされたり、あるものごとを連想することがあります」とあるが、筆者の場合、どんな色を見て、何を連想したのか。
 1 赤色を見て、郵便ポストを連想した。
 2 グレーを見て、郵便ポストを連想した。
 3 赤色を見て、図書館の返却ポストを連想した。
 4 グレーを見て、図書館の返却ポストを連想した。
(2)快楽を定義すると、「何の役に立つわけでもないが、自分にとって楽しいこと、ラクなこと、気持ちのよいこと」ということになります。「( 1 )」というのがポイントです。大人になるにしたがって、私たちは「何かのために言動せよ」と要求されることが圧倒的に多くなってきます。受験のために勉強する、健康のためによりよい食事を摂る、収入を得るために働く、明日のために早く寝る、知識を得るために本を読む…etc。それはそれでとても大切なことですが、いつもいつも「…のため」と目的意識をもって生活するのは、とてもしんどく疲れることです。
【問い】 ( 1 )に入るのに最も適切なものはどれか。
 1 ラクである
 2 気持ちがよい
 3 自分にとって楽しい
 4 何の役にも立たない
(3)人の家に食事に招かれたとき、料理の準備や後片付けでちょっとした仕事を割り振ってもらえると気が楽だ。
 でも、手伝いを頼む側カラス路と、他人への指示は意外と面倒くさい。こういう時に絶妙なさい配を振るえる人っていいな、と思う。最初は「漬物の袋を開けて」なんて簡単なことから始め、自然に仕事を分担させていくと、やがて勝手が分かった客が料理を作り始めたりする。
 (中略)
 いつも無意識に動いている作業を、言葉にして人に手渡すことは難しい。一人で家事を抱え込んでしまうと、こうした「指揮能力」は発達しにくい。独自に技を極める職人型家事もいいけど、全体を見渡して人も動かせる管理職型家事も、これからは必要みたい。
【問い】 筆者は家事についてどのように考えているか。
 1 家事を他人に手伝ってもらうときは、いつも簡単なことを頼むのがいい。
 2 一人で家事をするときは、全体を見渡して少しずつ進めていくと楽である。
 3 他人にうまく指示を与えて仕事をするのも必要な家事能力のひとつである。
 4 職人型家事をする人は指揮能力が高いので、多くの客を家に招いたとき役立つ。
(4)次の文章は、4年制大学を卒業した男性と女性の就職意識が、就職前と就職後半年で、どのように変わったかを調査した結果について述べたものである。
 入社半年の新入社員約2200人に「就職活動中はいつまで働きたいと思っていたか」「現時点ではいつまで働きたい」と質問した。4大卒の男性は「定年派」の割合が44.2%から26.7%へ減少。逆に「転職派」は28.8%から50.9%に跳ね上がった。
 この傾向は女性ではさらに顕著だった。4大卒の女性で「定年派」は19.7%から7.5%と半分以下に。逆に「転職派」は16.6%から38.8%と倍以上になった。
【問い】 上の説明文とあっているグラフはどれか。
図中略
問題Ⅳ 次の文の    にはどんな言葉を入れたらよいか。1・2・3・4から最も適当なものを一つ選びなさい。
(1)出席欠席の    、同封した葉書にてお返事くださるようお願いいたします。
 1 そばから    2 ないまでも   3 次第にしては  4 いかんによらず
(2)私は、彼の失礼    態度に我慢ならなかった。
 1 きわまった   2 きわまりない  3 きわめた    4 きわめない
(3)田中さんは、この1週間と    、仕事どころではないようだ。
 1 いうもの    2 いっては    3 いえず     4 いうのに
(4)この町に大きな自転車工場ができるので、来年には労働人口が大幅に変化    と思われる。
 1 される     2 させる     3 する      4 した
(5)私の料理を一口    なり、父は変な顔をして席を立ってしまった。
 1 食べたら    2 食べて     3 食べる     4 食べよう
(6)会社を辞めたいというあなたの気持ちは、分からない    が、無断で仕事を休むのはよくないと思う。
 1 とばかりだ   2 にかたくない  3 にいたる    4 でもない
(7)周囲の反対    、兄はいつも自分の意思を通してきた。
 1 であれ               2 をものともせず
 3 にもまして             4 しないまでも
(8)それを    最後、君たち二人の友情は完全にこわれてしまうよ。
 1 言ったが    2 言うのに    3 言っても    4 言うものの
(9)猫の子一匹    、ここを通らせないぞ。
 1 ばかりか    2 たりとも    3 ときたら    4 をよそに
(10)彼は、お金のため    、どんな仕事でも引き受ける。
 1 は問わず    2 をもとに    3 とあれば    4 にとっては
(11)誰が何と    と、謝る気は全くない。
 1 言おう     2 言う      3 言った     4 言われる
(12)山川さんは、この間彼自身が入院した時の話しをして、「僕は手術の前には水が飲めなくて、それはつらい思い    。」と言った。
 1 をさせる    2 をされた    3 をした     4 をする
(13)彼は、ことばづかい    、とてもやさしい人間だ。
 1 より良くて   2 ほど良いが   3 まで悪くて   4 こそ悪いが
(14)母はどんなに    、決して愚痴を言わなかった。
 1 辛くて     2 辛いのに    3 辛そうで    4 辛くとも
(15)あのとき彼女がそう    、僕はどんなことをしてでも助けただろうに。
 1 言うとは    2 言ったなら   3 言っては    4 言うと
(16)この絵は、昔父が借金    手に入れたものです。
 1 までして    2 からして    3 してさえ    4 してこそ
(17)しっかりかぎをかけないと、泥棒に    から注意してください。
 1 入れることはない          2 入るとはかぎらない
 3 入られないときかぎらない      4 入らせなくもなく
(18)休み中、    眠り、    眠りの連続で、すっかり太ってしまった。
 1 食べては/食べては         2 食べても/食べても
 3 食べるのが/食べるのが       4 食べるなら/食べるなら
(19)この程度の実力ならば、彼は    たりない。
 1 恐れるにも   2 恐れるに    3 恐れ      4 恐れて
(20)この大学は七つの学部    いて、学生数は日本一である。
 1 が分けて    2 を分けて    3 と分かれて   4 に分かれて
問題Ⅴ 次の文の    にはどんな言葉を入れたらよいか。1・2・3・4から最も適当なものを一つ選びなさい。
(1)株の取引も、大金持ちの彼女にとっては単なる遊びと    。
 1 いえばこそだ            2 いってこそだ
 3 いったところだ           4 いわんところだ
(2)母校のチームが去年の優勝校を破ったからと言って、それほど驚くには    。
 1 あたらない   2 もとづかない  3 そういない   4 たえない
(3)この映画は評判が高く、見る物を感動させずには    だろう。
 1 ならない    2 いけない    3 しない     4 おかない
(4)あなたがたまたま確認してくれたからよかっらものの、もう少しで原稿の締め切りに間に合わなくなる    。
 1 ところだろう            2 ところだった
 3 ところではない           4 ところではなかった
(5)道路拡張の工事のために、この周辺の人々は引越しを    。
 1 余儀なくされた           2 余儀なくさせた
 3 余儀なくしてもらった        4 余儀なくなった
(6)新しく住宅開発を進めるなら、この地域    ほかにはない。
 1 はおろか    2 ときたら    3 にそくして   4 をおいて
(7)山田さんの話し方は発音がきれいで聞きやすく、さすがに元アナウンサーだった  
  。
 1 うえのことである          2 ばかりのことはある
 3 だけのことはある          4 はずのことである
(8)実験に1回失敗したからといって、あきらめてしまう    。
 1 ことだ     2 ことはない   3 かぎりだ    4かぎりではない
(9)事故の被害者の見舞いに行ったが、相手はほとんど口もきかず、まるで早く帰れと 
   。
 1 言いかねた             2 言わんばかりだった
 3 言いそうもなかった         4 言わなかったそうだ
(10)相手の話も聞かずに自分の主張だけ通そうとするなんて、されはわがまま    。
 1 ということではない         2 というからだ
 3 というわけではない         4 というものだ
問題Ⅵ 次の文の    にはどんな言葉を入れたらよいか。1・2・3・4から最も適当なものを一つ選びなさい。
(1)新しいダムの建設には住民の反対も大きい。国は計画を中止するとは    、もう一度見直さざるを得ないだろう。
 1 言わないまでも           2 言うまでもなく
 3 言うに及ばず            4 言わないことではなく
(2)彼の給料は1ヶ月40万円だ。それ    私の給料はなんと安いことか。
 1 について    2 にそくして   3 にしたがい   4 にひきかえ
(3)末っ子の弟は甘やかされて育ったから、兄弟の中で一番わがままだ。気に入らないことをちょっとでもされよう    すぐに大声で泣き叫ぶ。
 1 ものを     2 ものなら    3 もので     4 ものだから
(4)両親は、息子に病院の跡を継いで医者になってほしいと思っているようだ。だが、親の希望も    、やはり本人の気持ちが第一だろう。
 1 さることながら           2 あるまじく
 3 いれざるをえず           4 わからんがため
(5)同時は会社の経営が困難を極めた時代だった。そのため、父は責任者という立場  
  寝る時間も惜しんで働かなければならなかった。
 1 だけしか    2 にとって    3 にあって    4 ばかりか
(6)山田さんはもともと世話好きで、誰に対しても親切だ。そんな彼女の    、困っている友達をほうっておけなかったのだろう。
 1 わけだから   2 ものだから   3 ことだから   4 ところだから

2003年

2003
問題Ⅰ 次の文の___をつけた言葉は、どうように読みますか。その読み方を、
   それぞれの1,2,3,4から一つ選びなさい。
問1 社長は、工場を閉鎖するに至った経緯を詳しく説明した。
          1    2  3  4
1 閉鎖   1かんさ   2へいさ   3かんさく   4へいさく
2 至った  1おおった  2とおった  3いたった   4わたった
3 経緯   1けいい   2けいえい  3けいか    4けいかん
4 詳しく  1くやしく  2くわしく  3むなしく   4よろしく
問2 優勝チームの監督を囲んで盛大な祝賀会が催された。
         5     6  7   8
5 監督   1かんもく  2かんとく  3しんもく   4しんとく
6 盛大   1さいだい  2じょうだい 3せいだい   4そうだい
問3 彼は17世紀に書かれた戯曲をもとに、新しい芝居の脚本を執筆している。
              9         10 11 12
9 戯曲   1ぎきょく  2げきょく  3がっきょく  4げききょく
10芝居